コマ撮り映像監督の竹内泰人さんが2月11日、武蔵野市立吉祥寺図書館（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-20-1011）で、ティーンズ向けイベント「コマ撮りアニメをつくろう！」を行う。

　竹内さんは、学生時代に制作したコマ撮りの映像作品「オオカミとブタ」が10日間でユーチューブ再生回数100万回を突破し、その後も数多くの広告映像を手がける。シャチハタ「Xstamper 50thスペシャルムービー」は国内外の広告賞を多数受賞。NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のオープニング映像も制作。2011（平成23）年には、「つくろう!コマ撮りアニメ」(ビー・エヌ・エヌ新社)を出版。 日本を代表するコマドリスト(＝コマ撮り映像監督)として活躍している。

　同イベント担当の井澤満ちるさんは、「コマ撮りアニメ制作を通して、創作の楽しみや自己表現の方法を参加者に学んでもらえたらとの思いで講座を企画した」と話す。「また、第一線で活躍されているプロのクリエーターである竹内先生から直接話を伺うことで、青少年のキャリア形成の一助となれば」とも。

　講座では、無料アプリケーション「Stop　Motion　Studio」を使って参加者各自が短いコマ撮りアニメを制作する。「自分で制作したキャラクターを動かすことで、創作の楽しみを感じるきっかけとなれば」と井澤さん。

　「同図書館では、青少年（YA）だけではなく、子どもから大人まで楽しめるイベントや映画会を年に数回実施しているので、図書館に足を運んで利用していただけたら」と来館を呼びかける。

　開催時間は13時～17時。対象は12～19歳の青少年。参加無料。定員は6人（先着順）。市内在住・在勤・在学者は12月15日から、市外在住者は1月15日から、電話と同館で受け付ける。