12月17日、18日、武蔵野公会堂(武蔵野市吉祥寺南町1)で、社会実験の一環として「本屋の文化祭」や「吉祥寺パープル百貨店」を初開催する。担当は、武蔵野市総合政策部企画調整課。
同課の畑裕記さんは、「同イベントを通して、社会実験として、市民文化の拠点である公会堂を、普段とは異なる利用(物販や飲食への制限緩和)をすることで、気軽に立ち寄ってもらえるにぎわいを創出できたら。また、周辺に与える影響や芸術文化の創造や発信の場としての「パークエリアの可能性」を探りたい」と話す。
17日「本屋の文化祭」では、個人が作る小冊子「ZINE」の販売イベント(作り手さん約70人参加予定)や本の楽しみかた博、チェコアニメの上映会を行う。 駐車場には、移動本屋で有名なBOOK TRUCKが出店。主催はBook Culture Club。開催時間は、午前11時~午後5時半。(最終入場は午後5時)入場料100円~。
18日「吉祥寺パープル百貨店」では、冬の暖「ペレットストーブ」体験、三世代で楽しむ「プログラミング」、「クリスマスリース作り」など多彩なお店が出店する。「『誰もが井の頭公園を感じながら、文化・芸術・スポーツで交流できる、温故知新の空間をテーマにした百貨店のような催し』となっている」と畑さん。主催はユニバーサル・リアルティ株式会社。開催時間は、午前10時~午後7時。入場料無料(ただし行事によっては有料)
畑さんは「普段と異なる武蔵野公会堂で楽しんでいただきながら、パークエリアの今後を考えていくひとつのきっかけとなれば。」と意気込む。