学ぶ・知る

吉祥寺図書館で青少年向け講座 「SNS時代のバズる文章教室」

作家・書評家の三宅香帆さんを講師に迎える

作家・書評家の三宅香帆さんを講師に迎える

  • 14

  •  

 武蔵野市立吉祥寺図書館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-20-1011)で2月6日、作家・書評家の三宅香帆さんを招き、青少年向けに講演会が開催される。

吉祥寺図書館で青少年向け講座 「SNS時代のバズる文章教室」

[広告]

 SNSが普及し、誰もが気軽に文章を発信できる今、図書館でも「情報発信力」をテーマに、情報を魅力的に伝えるテクニックを学ぶ講座を企画した。
 市内の学校でタブレット端末の導入がすすめられている背景もあり、今回は青少年を対象に言葉を扱うプロから自分らしい文章表現を学んでもらい、図書とSNS両方の情報を基として「情報発信力」を高めてほしいと考えた。

 講師は、作家・書評家の三宅香帆さん。三宅さんは、京都大学大学院で萬葉集を研究、現在は会社員として勤める傍ら、文筆活動を行い、6冊の著書を刊行。文章術や小説の読み方についての講演・メディアにも多数出演している。在学中に店長を務めていた天狼院書店のウェブサイトに掲載した記事、「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。《リーディング・ハイ》」が、2016年(平成28年)に年間総合はてなブックマーク数ランキング第2位となり、選書センスと書評が本好きの間で反響を呼んだ。

 同イベント担当の本間さんは「発信上手になりたい人も苦手意識のある人も、三宅さんのお話を通して『何か書いてみよう!』と創作意欲が湧くきっかけとなることを期待している。今回の講座は、当館で初めてのオンライン開催となる。この機会に、いままで図書館へ足を運ぶことが難しかった青少年の世代にぜひ参加してもらい、図書館を身近に感じてもらえれば」と。
「4月には、リニューアルオープンから5年目を迎える。今後も、中高生向けだけではなく、子どもから大人まで楽しめる講座や展示を計画しているので、ホームページをチェックしてもらえたら」と呼び掛ける。三宅さんの著書と関連書籍は、2月13日まで同館1階で展示される。

 開催時間は14時~16時。参加対象は、12~19歳までの方どなたでも。定員は、オンライン10名、会場2名。定員に達し次第、受付終了。費用は無料。同館カウンターとメールで受け付けている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース