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「SCRAPナゾビル吉祥寺」 リアル脱出ゲーム8コンテンツ、吉祥寺限定作品も

「SCRAPナゾビル吉祥寺」の外観

「SCRAPナゾビル吉祥寺」の外観

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 「謎のセレクトショップ」をコンセプトに、最新のリアル脱出ゲームや過去の名作、海外の体感型ゲームなどが楽しめる「SCRAPナゾビル吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1)が11月13日、吉祥寺にオープンした。

記者会見に登壇した加藤隆生さん(右)とタレントのりんごちゃん(左)

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 運営するSCRAP(渋谷区)は、全国に16の常設店を展開し、同店は都内で7店舗目となる。地下1階、地上2階に14の部屋を設けた中型規模で、8種類のゲームを用意する。オープンに先駆けて行った記者会見に登壇した加藤隆生社長は、多摩エリア初の出店について「これまで原宿や新宿など商業的な街に出店し、人の流れの中でふらっと入ってもらえるよう考えてきたが、もう少し生活の中に謎解きや物語を届けられるような、一歩踏み込んだエンターテインメントが作れたらと、住宅地も広がる吉祥寺に出店を決めた」と話す。

 「仕立て屋シャルロッテの秘密」や「あるラジオ放送局からの脱出」「ある沈没船からの脱出」のほか、同店オープンを記念した限定の「ナゾビルからの挑戦状―吉祥寺編―」などをそろえる。コンテンツについて加藤社長は「どれもお薦めだが、サバンナの高橋茂雄さんと共同制作した『絶望テレビからの脱出』は、もはや謎解きというよりリアル体験そのもの。1時間後に生放送が迫るドタバタ喜劇の中に自分が入ったり、後から撮影した映像を見たりすることもでき、楽しんでいただけるのでは」と話す。

 会見には、ゲームを体験したモノマネタレントのりんごちゃんも登壇し、「謎を解くのが好きなので楽しかった。制限時間内に脱出できなかったので、また挑戦したい気持ちでいっぱい」と話した。

 テーマソング「Lush Life!」は3人組のバンド「Clammbon(クラムボン)」が手掛け、施設内BGMやCMなどで聞くことができる。

 加藤社長は「エンターテインメントだからといって、いつも華やかで興奮するようなものばかりではなく、人々が日々暮らしている時間の流れの中にきちんと寄り添いながら、じんわり楽しめるような作品を作り出していけたら。遠方から遊びに来られる方だけでなく、吉祥寺に住んでいる方々に愛され、丁寧に盛り上げていただけるような店になれれば」と期待を込める。

 営業時間は12時~22時(土曜・日曜・祝日は9時~)。入場無料。チケット料金、制限時間はコンテンツに準ずる。

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