スマートニュース（渋谷区）メディア研究所の長澤江美さんが10月29日、武蔵野市立吉祥寺図書館（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-20-1011）で、ティーンズ向け情報活用講座「その投稿、シェアする？SNSの情報発信をゲームで学ぼう！」を開く。

　長澤さんは2004年（平成16）愛知教育大学教育学部卒業。時事通信社での勤務などを経て、2020年からスマートニュースメディア研究所配属。2021年から慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究所リサーチャーとしても活躍している。

　同イベント担当の井澤満ちるさんは「シミュレーションゲームを（疑似SNS）を通して、SNSの情報発信について学ぶ講座を企画した。この講座がネットリテラシーについて考えるきっかけになることを期待している」と話す。「長澤さんから、これまでの経験や現在携わっている研究について話を伺うことで、青少年のキャリア形成の一助となれば」とも。

　講座では、流れてくる投稿をシェアするか自分で判断するシミュレーションゲームを行う。フェイクニュースをシェアしてしまうとフォロワー数が減ってしまう。「何をもって投稿が正しいと思ったのかを考えながら、ゲームを楽しんでほしい」と井澤さん。

　「同図書館では、年に数回、子どもから大人まで楽しめるイベントや映画会を実施している。また、テーマに沿った本の展示を定期的に行っているので、図書館に足を運んで利用していただけたら」と来館を呼びかける。

　開催時間は13時～15時。対象は12～19歳。参加無料。定員は先着8人。10月1日から、電話と同館1階カウンターで受け付ける。