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吉祥寺シアターで「吉祥寺ファミリーシアター」 舞台上で楽しめるプログラムも

昨年の「吉祥寺ファミリーシアター」で行った「よみしばい」の様子。撮影:林喜代種

昨年の「吉祥寺ファミリーシアター」で行った「よみしばい」の様子。撮影:林喜代種

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 子どもから大人まで劇場を楽しめる「吉祥寺ファミリーシアター」が5月31日から、「吉祥寺シアター」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0911)で開催される。

昨年の「つくるイベント」の様子。撮影:林喜代種

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 劇場や舞台芸術作品などに触れ、その面白さを知ってもらえたらと2018年6月と12月に行った同イベント。担当者は「初めて行った6月は3日間総計で1100人以上の方に参加いただき、その半数近くは当シアターに来ることが初めてという方々だった。劇場としても初めての取り組みだったが予想以上に大きな反響があり、多くの方がお子さまと一緒に劇場に行き舞台を楽しみたいと思っていらっしゃることを感じた。複数日程お越しくださる方もたくさんいらっしゃり、楽しんでいただけたのではと強く実感した」と振り返る。

 「鑑賞型のプログラムも好評だったが、『あそぶ』『つくる』という参加型プログラムは、普段なかなか上がることのできない劇場ステージに上がって実際にお子さまが遊んだり物作りに参加したりすることができ、喜びの言葉を多く掛けていただいた」とも。

 3回目となる今回も、0歳から楽しめる「よみしばい」(数人の俳優が登場人物を一人で何役も演じ分け、読み聞かせと芝居で舞台の楽しさなどを伝える)と演劇公演「青い鳥~チルチルミチルの冒険~」(6月2日)の上演のほか、舞台上で自由にからだを動かせる時間や、大道具、小道具作りに挑戦できるワークショップなどを予定する。「よみしばい」の演目は「アラジンと魔法のランプ」(5月31日)、「ドリトル先生、アフリカへゆく」(6月1日)の2作品で、両日とも11時~(約40分)。入場無料で先着160人。

 担当者は「昨年好評だった舞台上でのプログラムは、さらに内容をパワーアップした。『あそぶプログラム』では『まんぷくダンスをおどろう!』と題し、『青い鳥』劇中に登場するダンスを一緒に踊る企画。『つくるプログラム』は、昨年から更にスケールアップし、『青い鳥』に登場する『青い鳥』と『カシワの木の大王』を作る予定」と話す。

 「立体物など大道具・小道具は実際の上演でも使い、自分が作った小道具の『青い鳥』は持ち帰ることができる。イベント期間中は劇場内だけでなくロビーでもお絵かきや工作などを楽しんでいただけるので、劇場という場所を満喫してもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は「あそぶプログラム」=5月31日13時30分~、6月1日12時30分~(各約60分)、「つくるプログラム」=5月31日15時30分~、6月1日14時30分~(各約90分)。参加無料、予約不要。2日の演劇公演は11時~、14時~(約45分)。全席自由。入場料は高校生以上=700円、小中学生=300円、未就学児100円。

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