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吉祥寺シアターでワークショップ 短編作品上演に向け高校生出演者募集

これまでに開催された「15 Minutes Made」の舞台風景

これまでに開催された「15 Minutes Made」の舞台風景

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 吉祥寺シアター(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0911)が現在、8月7日から開催するワークショップ「吉祥寺シアター演劇部」の参加者を募集している。

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 子どものためのワークショップを増やそうと、小学生向けの「ダンス部」や中高生向けの「演劇部」を毎夏開催してきた同シアター。担当の佐藤さんは「演劇やダンスをより身近に感じてほしいと力を入れている企画。創作の楽しみも知ってもらえたらと続けてきた」と話す。

 今年はスケールを拡大し、2週間の稽古を通じて15分のオリジナル短編作品作りに取り組む。作品は8月23日から同シアターで上演を予定する舞台「15 Minutes Made Anniversary」に、参加6団体の一つとして出演し披露する。

 「15 Minutes Made」は、15分の短編6作品で構成するショーケース型公演で、演劇集団「Mrs.fictions(ミセスフィクションズ)」がプロデュース、上演を手掛けてきた。これまでに16回公演を重ね、今回旗揚げ10周年を期に同シアターで初めて上演する。同劇団のほか「演劇集団キャラメルボックス」「梅棒」「柿喰う客」「劇団『地蔵中毒』」が出演する。

 「『ミセスフィクションズ』を主宰する今村圭佑さんが吉祥寺出身ということもあり、一緒に何かできないかと話し合う中で、夏のワークショップと組み合わせたらというアイデアが生まれた」と佐藤さん。「各劇団のファンなど多くのお客さまを前に、第一線で活躍するプロに混じって出演できる貴重な体験。演じる以外にも発見があるのでは」とも。

 稽古の講師は、俳優や演出家、劇作家として活動する堀越涼さん(あやめ十八番/花組芝居)が務める。「堀越さんとは『プロのような舞台を目指すのではなく、高校生が持つエネルギーを全面に出せるような舞台にしたい。演技の未経験者も大歓迎』と話している」と佐藤さん。

 「プロの創作の過程を間近で見られる。若い人たちがより深く演劇の面白さを感じ、そこから演劇を志す人が一人でも増えてくれたら」と参加を呼び掛ける。

 対象は2017年5月1日現在、高校生、もしくは1999年4月2日~2002年4月1日生まれの人。定員10人程度。参加費2,000円。締め切りは6月30日必着。詳細はホームページで確認できる。

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