武蔵境エリアで現在、「武蔵境イルミネーション2021」が開催されている。武蔵境駅周辺の北口・南口駅前広場、スイングロード、境南ふれあい広場でイルミネーションが点灯している。主催は、武蔵境商店会連合会イルミネーション実行委員会(武蔵野市境南2、0422-32-6554、11時～16時)・武蔵境活性化委員会。後援は、武蔵野市。

武蔵境イルミネーション

　同イベントは、中央線の高架化に伴い一大改革期を迎える武蔵境の街を、イルミネーションにより明るく照らすとともに、商店会と街に暮らす人々が協力して魅力的で人の集まる楽しい「まちづくり」を目指して、2008（平成20）年、スイングロードのけやき並木で始まった。

　現在、吉祥寺・三鷹エリアでもイルミネーションが行われているが、武蔵境エリアは、「武蔵境駅にある南北自由通路を通って、駅の周辺をぐるりと一周、イルミネーションを楽しむことができるのが特徴」と武蔵境活性化委員会の山谷さん。「幅10メートルの『さかいのたき』や、その向こうに広がる虹をイメージしたけやき並木、直径3メートルの巨大ハートなど、来場者が驚き、ワクワクするようなイルミネーションを仕掛けた」

　「今年一番の感謝の気持ちを投函してもらう『ありがとうカード』、500円で電球1つを購入して、一枚の電飾板を完成させる「みんなで灯（とも）す武蔵境の光」、来場した皆さんが撮影したイルミネーションの写真を展示する『フォトギャラリー』など、見るだけではなく、参加型のイルミネーションであることも武蔵境の特色」と山谷さん。「今年は2年ぶりに点灯式も開いたが、多くの地域の方に来ていただき、改めて皆さんが、武蔵境のイルミネーションを楽しみにしていることを実感した」「境では、目を引くイルミネーションが多いので、『映えスポット』でSNS用の写真を撮るのが楽しみなど、反響の大きさを感じている」とも。

　「イルミネーションで光輝く、南北の武蔵境駅ロータリーを一回りしながら、家族や大切な人と、お気に入りのインスタスポットを見つけるもよし、少し足を伸ばして武蔵境のグルメスポットを見つけるもよし。イルミネーション期間中、武蔵境を楽しんでもらえたら」と来街を呼び掛ける。

　点灯時間は16時30分～翌1時。来年１月30日まで。