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武蔵境「クオラ ギャラリー」に作品発表の場 2月は書家・凰月さん展示

「クオラ ギャラリー」で展示中の凰月さんの作品

「クオラ ギャラリー」で展示中の凰月さんの作品

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 JR中央線「武蔵境」駅北口の複合施設「QuOLa(クオラ)」(武蔵野市境1)内にある「クオラ ギャラリー」が、作品発表の場として展示希望者を公募している。

 2018年2月にオープンし、今月1周年を迎える同施設。今年1月から同スペースを、地元にゆかりのある作家や作家を目指している人、クリエーティブな作品を手掛けている人の発表の場として提供する。

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 ギャラリーは1階にあるガラスショーケース内の「Gallery A」とその向かいに位置する「Gallery B」、2階に設けた「Gallery C」の3カ所。武蔵野市内および近接地に居住、または通勤、通学する人が対象で、展示内容が分かる資料を添えて申し込みが必要。審査後、申し込み順で利用できる。期間は1カ月単位で、料金は電気代のみ必要(A=5,000円、B=3,000円、Cは無料)。

 現在は、武蔵野市観光機構親善大使も務める書家で歌人の凰月(おうげつ)さんが展示を行う。武蔵野市生まれの凰月さんは、2008年武蔵野市商工会議所が主催した「むさしのごちそうフェスタ」の文字や、2010年武蔵野市「観光マップ」の文字を手掛けるほか、吉祥寺シアターで「和太鼓と書」の初パフォーマンス、井の頭公園100周年記念イベントで4メートルの板に揮毫(きごう)する「書舞い」などの活動を続ける。

 展示中の作品は、「神代円(かみよまどか)」という金銀の玉50個に着物を合わせたもの。玉には古典の文字と書道の大家、故・安東聖空(せいくう)と、凰月さんの師で女流書家の故・望月美佐の文字から考案した「凰月フォント文字」を書いた。

 凰月さんは「日本の『かな文字』にこだわり、『かな』と元の漢字とを分かりやすく一つの玉にした。普段何気なく使っている平仮名が、どんな漢字からできているか知っている人は少ないのでは。着物には、できるだけ変体仮名を使わずに、現代の人にも読めるように雄略天皇御製歌を書いた」と話す。

 担当者は「これから認知度を高めながら、皆さんに使っていただけるコミュニケーションスペースになれば」と期待を込める。

 展示時間は8時30分~21時。

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