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武蔵野市産クラフトビール発売 亜細亜大で収穫したホップで醸造

「2024 Asia Beer(アジアビール)」を手がけた高石教授と亜細亜大学ホッププロジェクトメンバー(同大学構内ホップ畑で)

「2024 Asia Beer(アジアビール)」を手がけた高石教授と亜細亜大学ホッププロジェクトメンバー(同大学構内ホップ畑で)

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 亜細亜大学武蔵野キャンパス(武蔵野市境5)で収穫したホップを使った限定クラフトビール「2024 Asia Beer」が発売された。販売元はAsia University Hop Project。

武蔵野市産クラフトビール発売 亜細亜大で収穫したホップで醸造

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 同プロジェクトは、同大経営学部高石光一教授のゼミ生3、4年生が中心となって取り組み、今年で3年目を迎える。

 高石教授は「コロナ禍でのひきこもり生活、リモート学習の常態化などにより意識と行動が受動的になりがちな学生たちに、リアルなビジネスへのチャレンジによる勇気と喜びを体感してほしかった」とプロジェクト立ち上げのきっかけを話す。

 3年前にホップの栽培を試みた時点では、学生たちも教員も当然、ホップの栽培やビールの醸造などのノウハウや経験は全くなかったので、ホップ畑の耕作や栽培に関しては、ホップ農家「北杜ホップス」(山梨県北杜市)に、ホップの育成とクラフトビールの醸造・販売については武蔵境の「26K(ニーロクケー)ブルワリー」(境南町3)に、それぞれ指導・支援してもらったという。

 「学生たちはCEO、営業部長、企画部長、製造部長、広報部長のなどの役割を決めて、自主的にホップの育成とビールの製造販売に取り組んでいる。もちろん授業で学んだ経営学の実践でもあるが、授業の合間を見ながら担当を決めて、炎天下の中で水やりや肥料散布などの大変な作業した体験を、『ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)』として得ることで、彼らの将来にも役立っていてうれしい」とも。

 全般に、フレッシュホップを使うことにより「麦のうまみとホップの爽やかさが楽しめる」という。昨年10月に行われた同ビール発売時には、「飲み終わった後にはグリーン系の香りがした」「香りが良くて、どの料理との相性も良いビール」「チェコなどのクラフトビール同様、ハーブの香りが強く、程よい苦みで、おいしい」「学生がデザインしたラベルもセンスがいい」などの声が聞かれた。

 「2024 Asia Beer(アジアビール)」は瓶入りで、330ミリリットル。価格は、2本=3,200円、3本=4,200円、6本=7,200円、12本=1万3,200円(送料込み)。オーナー植樹コース(オーナー植樹=命名権、オリジナルラベル制作)6本セット=3万3,000円、12本セット=6万5,000円も用意する。今月24日まで、受け付ける。

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