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武蔵境に複合施設「クオラ」 NYスタイルのフードホールも

「QuOLa」一階の「SAKAI FOODHALL」で提供するサラダ(イメージ)

「QuOLa」一階の「SAKAI FOODHALL」で提供するサラダ(イメージ)

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 JR中央線「武蔵境」駅北口に駅前コミュニケーションスポット「QuOLa(クオラ)」(武蔵野市境1)がオープンし、2月13日より市役所業務の一部を取り扱う「武蔵境市政センター」、NYスタイルのフードホールなど一部の店が営業を始めた。

「QuOLa」の外観

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 公民連携の下、「武蔵境」のまちづくりのコンセプトである、水と緑を生かした「うるおい」、多様な人々との「ふれあい」、街の活性化「にぎわい」に沿って施設整備が進められた。

 市の担当者は「子育て世代を中心に老若男女、さまざまな方が集まって、体験やサービスなどを楽しんでいただける場所になれれば」と話す。

 建物名の「QuOLa」は、建設などを担当した地元で創業47年の栄伸建設(境南町)の全従業員と、協力事業社グループのプロジェクトメンバーによる公募で決定した。酒井正明さんは「自分たちが手掛けるビルとして、社員1人ずつが思いを込めて考えた中から決まった。『クオリティー ・オブ・ライフ』から着想を得た造語に票が集まった」と振り返る。

 1階の「SAKAI FOODHALL」は全75席。4ブースに分かれ、イートインやテークアウトなど好みに合わせて利用ができる。サラダブースでは、北信州の農園で栽培した有機野菜を使った、主食としても食べられるサラダなどを提供。ほかにカフェやバル、サンドの各ブースで、ピザやサンドイッチ、クラフトビールなどを提供する。

 同ホール広報担当の人見友梨さんは「コンセプトに合わせ、最近都市部で増えてきているフードホールというスタイルを武蔵境でも展開できたらと考えた。地域の多くの方に、好きな時間に利用していただけたら」と話す。

 2階には、フィットネススクールなど健康づくりと、放課後の居場所作りなどを手掛ける「LIFE STAITON」がオープン。今後、屋上には無煙ロースターなどを使って楽しめるBBQやグランピング体験ができる「QuOlaの庭」、1階にはクリニックや薬局が順次開業の予定。

 SAKAI FOODHALLの営業時間は11時30分~22時。そのほか、店により異なる。

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