吉祥寺・中道通りに点在するの3つのギャラリー「百想」「poooL」「gallery re:tail」（武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-26-9874）で8月18日より、合同展示イベント「Kの選択 ～吉祥寺が選んだ大人の暮らし～」が開催される。はじまります。

　期間中、「吉祥寺らしい大人の選択」をテーマに、「暮らしを豊かにするための提案」として2つの展示を行う。

　名前のあるものを暮らしの中で使うことを提案する「くらしな展」は、今年3月に行われた若手陶芸家の展示会「陶ISM」より7人の作家が参加。「陶ISM」のオフサイト企画展「陶ISM東京」には、34人の陶芸作家が参加する。

　各種イベントも開催。オープニングパーティー（今月19日）では、吉祥寺在住の料理研究家・山戸ユカさんによる料理を振る舞うほか、「お茶会イベント」（21日・28日）では、海外でも茶会を開いている岡田和弘さんが茶会を開く。今回のテーマは「Naming」で、創作和菓子ユニット「wagashi asobi」の菓子も用意する。「日本酒イベント」（20日・21日・22日）には、多くの日本酒関連イベントを主催している酒器専門のオンラインショップ「酒器道楽」の佐々木達郎さんが登場。日本酒とさかなを提供するほか、日本酒の飲み方のレクチャーも予定する。

　イベントをプロデュースする「一品更屋」の尾木原さんは「吉祥寺は文化の発信地の一つとして発展し、『大人の街』という一面もある。良質な物が集まる吉祥寺だからできる、新しい視点からの提案をしていく」と話す。

　開催時間は12時～19時。今月29日まで（「陶ISM東京」のみ、今月23日まで）。