マーブルトロン（杉並区梅里1、TEL 03-5377-1300）は11月27日、重曹を使った気軽に始められるエコ生活の指南書「重曹のあるくらし－掃除、消臭、洗濯、ボディケア…今日からはじめるラクチンエコ」（発売＝中央公論新社、1,680円）を刊行した。

　著者は、重曹に関する著書を多数出版している「未来型ナチュラル生活研究家」の岩尾明子さん。岩尾さんは1998年にスタートしたインターネットサイト「地球に優しいお掃除」を運営するボランティア組織、クリーン・プラネット・プロジェクト（CPP）の代表を務める。翻訳「魔法の粉ベーキングソーダ（重曹）335の使い方」（ヴィッキー・ランスキー著 飛鳥新社）などを手がけ、重曹ブームのきっかけを作った人物。

　同書は、岩尾さんの実体験を交えながら、読みやすさを重視したエッセー形式の実用書。重曹の使い方を、「毎日やっていること」「家のケア」「衣類のケア」「キッチンのケア」「からだのケア」に分けて紹介している。掃除方法や重曹の使い方のポイントは、写真で詳しく説明されているため「実用的で、初めて重曹を使う人でも安心」（編集担当者）。重曹のほかにも「ビネガー」「石けん」「エッセンシャルオイル」などのアイテムについても紹介。

　編集担当者は「重曹と聞くと、難しくて面倒なイメージを抱く方も多いのでは。この本を読むと、重曹が実はとても簡単に使えるということがわかるはず。今回は『からだのケア』についてなど既刊ではあまり紹介されていない情報も掲載しているので、まだ重曹を使ったことのない方はもちろん、すでに重曹を使っている方でも、楽しめる内容になっている」と話す。

　同社では同日、「京都の洋菓子教室『ラ・プティ・シェリー』のマカロンと基本のケーキ」（1,680円）、「ひと手間かけて手づくり調味料」（1,680円）、コミック「よわむしの詩－さみしいせつこの日常」（1,260円）も発行した。