72歳で「自転車日本一周」を果たした武蔵野市在住の佐々木直さんが12月24日、国立オリンピック記念青年総合センター（渋谷区）で講演を行う。主催は、旅サークルのシルクロード雑学大学（国立市富士見台2、TEL 042-573-7667）。

　同サークルは、自転車や徒歩で実際にシルクロードを旅行し、生きがいやライフワークを発見しようという目的で設立された。12歳～74歳と幅広い年齢層の会員は延べ300人を超え、うち3分の1を女性が占めている。

　「会社に勤務しているときは仕事人間だった」という同サークルの佐々木さんは、2005年4月に70歳で、自転車による日本一周を目指して武蔵野市の自宅を出発。時計回りに海岸線を走り、今年7月に日本一周を達成した。その後、中国、キルギスも自転車で走破。来年は20年かけて自転車でシルクロードを見聞する「ツール・ド・シルクロード20年計画」に参加し、イラン、アルメニア、グルジア、トルコを自転車旅行する計画だという。

　同サークルの長澤法隆代表は「定年後の生きがいや生き方を模索している団塊世代の人たちにとって、佐々木さんの生き方は参考になるのでは」と話す。

　開催時間は15時～17時。入場料は、一般＝1000円、学生＝500円。

シルクロード雑学大学