吉祥寺バウスシアター（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555）で9月1日、同日より公開されるレゲエのロード・ムービー「ルーツ・タイム」のトークイベントが開催される。

　登場が予定されているのはレゲエを中心に演奏しているトランぺッター、こだま和文（DUB STATION）さんと、「レゲエ・トレイン」（青土社）の著者で音楽雑誌にも多数寄稿している鈴木慎一郎さん。当日はルーツ・レゲエのカルチャーを中心にトークを繰り広げるという。

　「ルーツ・タイム」は、二人のラスタマンが移動式レコードショップでレコードを売りながらジャマイカを横断し、ラスタのルーツを探る旅を繰り広げる物語。大半のシーンをボブ・マーリィが生まれた地として名高い小さな町、ナイン・マイルズで撮影した。

　同作品は、同館とアップリンクX（渋谷区）で上映する。配給元のアップリンク（渋谷区）担当者は吉祥寺での上映について、「吉祥寺をはじめとした中央線沿線はレゲエ文化が根付いているのと、音楽映画が盛んであることから上映に至った。同館では以前にも弊社配給のレゲエ映画『ロッカーズ』を上映しているなど縁が深い」と話す。

　イベント開始は本編上映終了後の22時30分～。同社では公開に合わせて、都内のレゲエ関係のショップを紹介する「東京レゲエMAP」を作成し、配布を予定している。

ルーツ・タイム公式HPバウスシアター