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段ボールの素朴な子犬キャラ「ハコイヌ」、コピス吉祥寺で展覧会

素朴で愛くるしい「ハコイヌ」

素朴で愛くるしい「ハコイヌ」

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 コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1)A館4階「ニコハウス ソーラーギャラリー」(TEL 0422-27-6358)で4月26日より、段ボールの子犬キャラ「ハコイヌ展」が開催されている。

段ボールでできた家など、ハコイヌの世界観が楽しめる会場(関連画像)

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 ハコイヌは佐藤英明(えいめい)さんが2002年に発表した、離れ離れになった少年を探して旅を続ける段ボールの子犬のキャラクター。団地に住んでいて幼いころに犬を飼えなかった経験から、子どもの自分から大人の自分への贈り物として制作。環境問題のことも子どもたちに幅広く伝えたいという思いもあったという。

 シンプルで素朴な姿が、画集や絵本、DVD、クラフト雑貨、ぬいぐるみからスマートフォンのアプリまで、数多くのキャラクター商品を生み出す展開に。現在は環境省の21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト「ASEEP21」のイメージキャラクターとしても活躍中。子どもたちが環境について気が付くきっかけになるようエコロジー活動を行っている。

 同展ではハコイヌの原画や写真、ジオラマや段ボールでできたハコイヌの人形などを展示。会期中は毎日、展示物に隠されたキーワードを探す「宝探しゲーム」が行われ、参加者には記念品を進呈。4月29日と5月5日(両日とも13時~・16時~、先着15人)には作者の佐藤さんが似顔絵を描いてくれる「お絵描き大会」も実施する。

 「『ハコイヌ』はやさしい手ざわりの段ボールでできた子犬のキャラクター。温かい気持ちになれる展覧会になった。ゲームなどのイベントもやっているのでぜひ遊びにきてほしい」と同ギャラリースタッフの水野さん。

 開場時間は10時~21時。入場無料。5月8日まで。

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