吉祥寺でイラストレーター個展-輪島塗の経験生かした漆器も

にじ画廊で開催中の「堀道広展 サラダ館」

にじ画廊で開催中の「堀道広展 サラダ館」

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 にじ画廊(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-2177)で現在、イラストレーター堀道広さんの個展「堀道広展 サラダ館」が開催されている。

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 1975年富山県出身の堀さんは、石川県立輪島漆芸技術研修所卒業した、美学校「クスミのまんが視聴覚室」第1期生。31歳まで漆職人として活動した。現在は、輪島塗の修行経験を生かした、漫画、イラストなどを手がけている。過去には、第5回アックス漫画新人賞佳作を受賞、紙‐1グランプリ’08」で優勝。著書に、行本「青春うるはし!うるし部」がある。

 堀さん初の個展となる同展では、イラストや日常使いの漆の器をメーンに展示するを展示する。ほかにも、最初から古本みたいな漫画本「ぺっとり君」の販売、観光地でよく見かけるにないこともない顔ハメ、漆で作った動物コレクションなども紹介。

 作品について、「何気ないけどなんか変なイラストや、ほんわかした気持ちで塗った漆器」と話す堀さん。

 同画廊・オーナーの吉田豪さんは「何気ない素朴な生活の中にもふとした『面白さ』は潜んでいる。むしろ素朴さを追求すればするほど『面白く』なっていくように思う。そんな気持ちを大切にしてきた堀さんの個展。ちょっとどこかおかしい時間を過ごして、ほんわかしてもらえれば」と話す。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。今月27日まで。

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