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吉祥寺にフレンチ「リュ ド コマンセ」-テーマは「日常にフレンチを」

開放感があり、日差しが降りそそぐ店内

開放感があり、日差しが降りそそぐ店内

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 吉祥寺・昭和通りの「ルイガノ」2階に7月2日、フレンチレストラン「Lieu de commencer(リュ ド コマンセ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-28-2330)がオープンした。

デリッシュなサーモンマリネと夏野菜を使ったテリーヌ(関連画像)

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 大倉インターナショナル(あきる野市)が初めて手掛ける飲食店。店名の「リュ ド コマンセ」は「始まりの場所」を意味する。「会社にとって、各スタッフにとっての始まりの場所であり、お客さまとの接点の始まりの場所でもある。いつまでも初心を忘れず居心地のいいレストランを提供していきたい」と話すのはシェフの尾中智和さん。フレンチ、イタリアン、和食の経験を積み、ブライダルの飲食部門に約10年勤務しスーシェフを務めた。

 店舗面積は約44坪、テーブル30席、カウンター5席、個室6席を用意。「木陰でゆったりと食事してもらえる雰囲気をイメージした」という2階にある同店は、大きく開放感のある窓が特徴。コンセプトは「日常にフレンチを」。「まだまだ敷居の高いフランス料理をもっと身近に感じてもらいたいという思いから、食感や視覚などで『和の表現』を組み込んだ『ジャパニーズフレンチ』を、極力抑えた価格で提供する」と尾中さん。ランチコースは1,800円、2,200円、3,500円。ディナーコースは5,200円~。

 2,200円のランチコースは、オードブル=鴨のモモ肉のコンフィとスナップえんどうのテリーヌ仕立て バルサミコエッセンス、スープ=グリーンピースのポタージュ「サンジェルマン」、メーン(魚料理または肉料理から1皿チョイス)=魚料理(3種より1皿)本日の鮮魚のポワレ ケッカソース「黒ダイ・スズキ・キンメダイ(100円追加)よりチョイス」、肉料理(2種より1皿)仔牛(こうし)のスネ肉の煮込み「オッソブッコ」、牛ヒレ肉のグリル 赤ワインソース(400円追加)、デザート=季節のフルーツタルトとバニラアイスのアンサンブル、食後のドリンクとなる(コース内容はその日の食材を使うため、変更になる場合があり)。

 ワインのこだわりは「『ヴィオニエ』種100%で作られた白ワインをお薦めしている。芳香性に富み、フルーティーでありながら洗練された味わいを持つワイン」とも。

 「カップルでも、お子さま連れでも気軽に入ることができ、席と席の間隔も広めでゆったりとしたレストラン。これらのニーズに合った街が吉祥寺だった。地域の皆さまに愛される店を目指していきたい」と尾中さん。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時(土曜・日曜・祝日は11時30分~22時)。

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