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小金井で「まちのインキュベーションゼミ」 事業創出に踏み出すきっかけにも

前回の「まちのインキュベーションゼミ」の様子

前回の「まちのインキュベーションゼミ」の様子

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 地域でアイデアを育てる実践型の創業プログラム「まちのインキュベーションゼミ#7」が7月22日から、「KO-TO(東小金井事業創造センター)」(小金井市)で開催される。

「まちのインキュベーションゼミ#6」での実践「ひかりのあそびば」の様子

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 多摩地域で創業支援などを行うタウンキッチンと、JR中央線コミュニティデザイン(以上、小金井市)、多摩信用金庫(立川市)が主催する。アイデアを事業化したいリーダーと、さまざまなスキルを持って事業化をサポートしたいフォロワーがチームをつくり、地域をフィールドに事業の設計から実践まで行う4カ月間のプログラム。

 2019年に始めた1回目からこれまで合計190人が集まった。福祉施設やアンテナショップ、出張写真館など、地域の資源を活用した30を超えるプロジェクトが生まれた。「お店づくり」をテーマにした6回目では「日本酒駄菓子バー おにちゃん」(国立市)、「ハーブ足湯体験」、料理講座「冷蔵庫にあまった野菜、おいしく食べきろう」、「ひかりのあそびば」、「ママっこぱん教室」(以上、小金井市)、「こども服育レッスン」(武蔵野市)の6つの実践が生まれた。

 タウンキッチンの大高真裕子さんは「毎回、学生さんから会社員、子育て中の人、シニアまでたくさんの参加者が集まり、こだわりの店や地域の居場所づくり、空き家を活用した取り組みなど、多くのプロジェクトが生まれている。当ゼミをきっかけに地域の仲間を広げ、アイデアを育て、自分の事業を立ち上げた創業者も複数いる」と話す。

 オリエンテーションの後、9月にプランニング、11月に実践に取り組む。大高さんは「『まちにあったらいいな』というアイデアを仲間と一緒に形にしていきたい人、新しい事業をつくる一歩を踏み出したい人に参加してもらえたら」と呼びかける。

 参加費は3,300円。定員は30人(先着順)。申し込みはウェブサイトから事前エントリーのこと。

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