東小金井駅の高架下付近にある「コミュニティステーション東小金井」（小金井市梶野町5）で、11月8日・9日の2日間、アートと音楽のイベント「TERATOTERA SOUND FES」が行われる。

　同イベントは、中央線沿線で様々なアートプロジェクトを展開している地域密着型アートプロジェクトTERATOTERA（テラトテラ）のイベント。パフォーマンスや音楽ライブ、アート作品展示など様々なアートが楽しめる。

　参加アーティストは、パフォーマンスに「滞空時間　影絵部員」、音楽ライブには灰野敬二さん・山川冬樹さん、アート作品展示は、林千歩さん・村田峰紀さん・山下拓也さん。

　「１日目の夕暮れ時には、インドネシアの伝統楽器ガムランや影絵による、子供から大人まで楽しめる幻想的なパフォーマンス。2日目には、ハーディ・ガーディの音色やホーメイの響き。都内近郊のフェスだからこそ、ゆる～く参加して、のんびりアートに触れられるような秋の休日をプレゼントします」と、イベントの詳細を語る担当者。
?　また、若手作家によるアート作品が展示される会場では、芸術家の武藤亜希子さんによるワークショップ「なくしもの屋」も開催される。

　武藤亜希子さんは、2006年に東京芸術大学大学院博士課程を修了後、様々な個展やグループ展を行い、2014年には東京都現代美術館で「ワンダフル ワールド　こどものワクワク、いっしょにたのしもう みる・はなす、そして発見！の美術展」を行った。

　「町が変わっていく中で、駅や周辺についての思い出なども聞きながら、皆さんの記憶の中に埋もれている“事・もの・場所”などを、ワークショップでコラージュや小立体などでシルエットの形にし、「なくしもの」として浮かび上がらせます。ぜひお気軽にご参加ください」と、ワークショップについても語った。

　参加費は無料。時間は11時～19時。雨天決行。