5月19日から21日まで、「荻窪音楽祭」（事務局TEL 03-3392-7019）が開催される。主催は、荻窪の地元有志らが作る「クラシック音楽を楽しむ街・荻窪」の会。主催による同会では、クラシック音楽を通じた街づくりを目的に毎年春と秋の2回、同音楽祭を開催している。13回目（7年目）となる今回は、改築工事が終了したばかりで6月1日に正式オープンする杉並公会堂（杉並区上荻1、TEL 03-3220-0401）を会場に、モーツアルト生誕250周年記念としてモーツアルトのオーケストラ曲や室内楽を中心に演奏会が行われる。21日は11時、16時から杉並公会堂大小ホールでそれぞれ6～7人のピアニストによる演奏会が無料で開かれるほか、18時30分半からは同音楽祭から誕生した「荻窪音楽祭交響楽団」の演奏会が大ホールで行われる。同楽団の指揮は、荻窪在住で東京フィルハーモニー交響楽団や東京アカデミーなどの指揮者を歴任し、現在日本指揮者協会会員の國分誠氏が行う。料金は3,000円。そのほか、荻窪駅前や区内の教会、カフェなど約20カ所でも独自にクラシックコンサートが行われる。同会会長の宇田川紀通さんは同音楽祭の挨拶の中で、「荻窪音楽祭ではお年寄りや子供など、誰にでも楽しんでもらえる音楽を届けたい。今後この会が荻窪に住んでいる人の誇りになるように10年、20年と続けていきたい」と語っている
有料コンサートのチケットは、チケットぴあで購入可能。