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吉祥寺にコストコ再販店「バルクフーズ」 女性目線で品ぞろえ

吉祥寺の中道通りから路地を入った場所で営業するコストコ再販店「BulkFoods(バルクフーズ)」の外観

吉祥寺の中道通りから路地を入った場所で営業するコストコ再販店「BulkFoods(バルクフーズ)」の外観

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 コストコ再販店「BulkFoods(バルクフーズ)(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6268)が吉祥寺の中道通りから路地を入った道沿いにオープンして、2月28日で3カ月がたった。

コストコの商品が並ぶ「BulkFoods(バルクフーズ)」の店内

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 経営は、大手外食チェーンを中心に発送代行などの物流サポートを手がける「総合物流企画」(中町1)。同店は新規事業で、今回の出店が初となる。

 店名は「小分け・量り売りをする店」という意味から名付けたという。

 同社社長の中村悟さんは、「コストコの再販店が増えていることを知り、店舗の一角やスーパーなどでのセール目玉品としてそのままの量で売るのはなく、専門店を構えて、小分けした商品を吉祥寺で販売したら受け入れられるのではとオープンした」と経緯を話す。

 店舗物件を吉祥寺で探す中、新築で、「女性に人気のある店が点在する」中道通りと井の頭通りを結ぶ路地にあることから出店場所に決めたいう。店舗面積は10坪程度。奥に商品の小分けや保管場所として約6坪のバックヤードを設ける。

 中村さんの妻で、店舗責任者の久美子さんが店内ディスプレーを担当。陳列のレイアウトを「女性目線」で整える。店を手伝う専務の安田英典さんは「コストコ利用者が友人と訪れ、商品を説明する姿を見かける」と話す。

 「看板には『コストコ再販店』と表示していないが、インスタと口コミで来店する」と中村さん。「お客さまはコストコを知っている人が大半で、土曜・日曜は大量買い、平日は小分けの商品が売れる」とも。

 仕入れはコストコへ出向いて中村さんが行い、バックヤードで小分けして梱包・陳列する。「移り変わりやお客さまのニーズをつかむため」、月2回ほどは久美子さんも同行するという。

 店内にはベーカリーのディナーロール(9個、194円)、マスカルポーネロール(8個、380円)、ミニクロドットホワイト&チョコヘーゼル(各2個、451円)やデリカのハイローラー(B.L.T)(4個、520円)などを用意。他に食品、麺類、スープ、調味料、菓子、飲料、コーヒー豆、冷凍食品、キッチン用品、掃除洗濯用品、キッズ・ベビー用品、玩具、コスメなど300~500点をそろえる。

 「コストコの商品が少量、会費無料で買える。お取り寄せなどのリクエストも受けるので、気軽に声をかけてほしい」と中村さん。「新規事業なので妻と二人三脚、手探りでの運営が続くが、何度も足を運んでくれるお客さまも増えてきた。『吉祥寺と言えばバルクフーズ』と言われる店作りを目指したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~18時。

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