吉祥寺シアターで「青い鳥」-現代の若者像を新しい演劇スタイルで表現

横浜STスポットでの「青ノ鳥」ワークインプログレス公演(写真渡邊聡)

横浜STスポットでの「青ノ鳥」ワークインプログレス公演(写真渡邊聡)

  • 0

  •  

 吉祥寺シアター(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0911)で9月21日~24日、パフォーミングアーツカンパニー「ニブロール」の演劇プロジェクト「ミクニヤナイハラプロジェクト」による「青ノ鳥」が上演される。

[広告]

 「ミクニヤナイハラプロジェクト/ニブロール」主宰の矢内原美邦さんは、高校からダンスを始め、全国高校ダンスコンクールでNHK賞、特別賞など数多くの賞を受賞。1997年、ダンスを中心に映像、音楽、美術、衣装、照明などの各分野で活躍するアーティストが集結したパフォーミング・アーツカンパ二—「ニブロール」を設立し、国内だけではなく、オレゴン・ダンスフェスティバル(アメリカ)、ベルリン・フュージョンフェスティバル(ドイツ)など、数々の海外フェスティバルに招聘され、2004年には「the Kitchen」(ニューヨーク)で単独公演を行なった。振付家としても海外で活動しており、2007年に日本ダンスフォーラム賞を受賞した。ファッションブランド「NIBROLL ABOUT STREET」の設立や、ビデオアート作品で2004 年森美術館会員特別賞を受賞するなど、ダンス界だけにとどまらず、幅広い活動を行っている。

 同公演について広報担当の中村さんは「大人になりきれないまま社会に準じて生きている現代の若者は『青い鳥症候群』と呼ばれている。 矢内原は『青ノ鳥』で、そのようなディスコミュニケーションを言葉や身体に落とし込んでいく新しい演劇スタイルを、ダンスの中で探していくような作品作りを目指した」と話す。

 開催時間は21日=19時30分~、22日~23日=14時30分・19時30分(1日2回公演)、24日=14時30分~。21日~23日はアフタートークあり。料金は前売り券=3,200円、当日券=3,600円。

吉祥寺シアタープリコグ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース