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吉祥寺に「暮らしの商店」オープン-ベジ弁当・デリなど販売

弁当の一例。「ベジタリアン」のメインはお豆腐ハンバーグ(上)、「ふつう」は豚の唐揚げ(下)

弁当の一例。「ベジタリアン」のメインはお豆腐ハンバーグ(上)、「ふつう」は豚の唐揚げ(下)

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 吉祥寺の「暮らしとたべごと ふたつの木」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-21-3390)が9月から、毎週金曜日限定で「暮らしの商店」として営業し、弁当やデリ、パン、おやつなどを販売している。

店内の様子

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 メインを「ふつう」「ベジタリアン」から選べ、サブのおかず3品が付く弁当(880円)をはじめ、切り干し大根の炒め煮やかぼちゃのゴマあえなどの昔ながらの伝統的な調理法や献立にこだわった日替わりデリ(各300円~)をそろえる。

 食材は西日本産のものを中心に、無農薬や在来種、固定種の野菜を多く取り入れている。米は店主・林愛さんの祖父母が作っている大分県産減農薬ヒノヒカリを使用。炊く前に五分づきに精米し、土鍋でふっくら炊き上げる。調味料は伝統的な製法で作られているものを中心に、梅干しや手前みそ、ぬか漬けなどは手作り。

 定番商品として、米粉ケークサレ(350円)、米粉デビルスケーキ(300円)、ビーガン生チョコレート(280円)、長野のなつみ農園のシラネコムギを使った全粒ベーグルや白パン(以上140円)など、卵や牛乳を使わないパンや焼き菓子も。

 管理栄養士として荻窪の東京衛生病院(杉並区)で働いていた林さんは「以前から大切にしている自然に寄り添った食への姿勢はそのままに、いま関わってくれているスタッフたちの個性が生きた商品をバラエティー豊かに用意。おいしく安全で、心まで元気になるような食事を味わってもらいたい」と話す。

 今後は、みそ造りワークショップなどのイベントも予定。「食べ物に関わる体験を通して、働く人や子どもたちが毎日健やかに過ごせる手助けができたら」と意気込む。

 営業時間は金曜の9時30分~14時。購入品はワンドリンク追加注文で、店内での飲食も可能。

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