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吉祥寺のカフェで詩人・和合亮一さんの朗読会-「言葉のふるさとへの冒険」

詩人の和合亮一さんによる朗読・トークショー「言葉のふるさとへの冒険」

詩人の和合亮一さんによる朗読・トークショー「言葉のふるさとへの冒険」

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 吉祥寺にあるカフェ「クワランカ・カフェ」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-24-6455)で12月23日、詩人の和合亮一さんによる朗読・トークショー「言葉のふるさとへの冒険」が開催される。

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 和合さんは福島県福島市在住の詩人で、1998年第一詩集「AFTER」で第4回中原中也賞、2006年第4詩集「地球頭脳詩篇」第47回晩翠賞を受賞。詩集のほか、エッセイも多く手掛け、ラジオパーソナリティとしても活動。また震災後、詩集・エッセイ集・インタビュー・絵本など16冊を刊行。自作詩の朗読に意欲的に取り組み、吉永小百合さん、坂本龍一さんとの共演や、アジアンカンフージェネレーションの後藤正文さんや高野寛さんとのセッションなども行っている。震災以降、福島から、Twitterにて「詩の礫(つぶて)」と題した連作を発表し続けている。

 「あなたにとって“ふるさと”とはどういうものでしょうか。福島市在住の詩人・和合亮一さんに“ふるさと”をテーマとした朗読とトークをしていただき、朗読という“からだぐるみの言葉”を体感しながら、一緒に心の拠り所となるような、言葉のふるさとへ冒険していけたら」とイベントの担当者。

 「和合さんは、震災直後のtwitter『詩の礫』で、“ふるさとは夕暮れ”と表現された。言葉や文字は、他者と繋がるために生まれる。自分や他者の想いがこもった言葉は、“ふるさと”になりえないでしょうか。和合さんが“ふるさとは夕暮れ”と言ったとき、僕らの心に去来した夕暮れは一人一人さまざまでも、その言葉を通して、ふるさとに触れるのではと思った。小さなクワランカ・カフェという場所に集まって、お互いむきあって想いを交わすことができたら」とも。

 開場は18時、開演は18時30分。料金は1,500円(別途1ドリンク)。要予約。予約はホームページで受け付けている。

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