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吉祥寺・七井橋通りにシャッターアート 井の頭公園の季節描く

吉祥寺・七井橋通りで営業する大原商店吉祥寺・雑貨部のシャッターに描かれた井の頭公園・新緑の夏の風景

吉祥寺・七井橋通りで営業する大原商店吉祥寺・雑貨部のシャッターに描かれた井の頭公園・新緑の夏の風景

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 井の頭公園に続く七井橋通り沿いで食器、陶器、仏像、南米雑貨などを販売する大原商店吉祥寺・雑貨部(武蔵野市吉祥寺南町1)に11月15日、井の頭公園の新緑の夏を描いたシャッターアートが完成した。

吉祥寺・七井橋通りに並ぶ3店に描かれた井の頭公園・季節のシャッターアート

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 同アートは、「武蔵野市景観道路計画」に基づいた七井橋通り(市道第151号線)の道路拡幅に伴い、店舗の改装が必要になったことで今までのシャッターが使えなくなったため、新たに描いたもの。以前、同店に勤めていたイラストレーター、長谷川ひとみさんが手がけた。

 同店両隣の店舗も改装したため、右隣で古着も扱うレディースセレクトショップ「Flap(フラップ)」には桜の春を、左隣の買い取り・委託専門古着店「SAFARI吉祥寺なない橋店」には黄葉の秋を、それぞれ描いた。「3店で季節の移り変わりを表現した」という。

 大原弘基(こうき)店長は「店のシャッターに絵を描き始めたのは、2000(平成12)年ごろから七井橋通りのシャッターや壁に増え始めたスプレーによる落書きを予防するためだった」と振り返る。「最初に向かいにあるビル1階で、日本デザインのインド綿衣料やアルパカニットなどエスニック用品を販売する大原商店吉祥寺本店・衣料部に描いたら、スタッフやお客さま、道を歩く人に評判が良かったので、店にも描くことを決めた。その後に両隣の店舗にも呼びかけ、今の形が出来上がった」と話す。

 「店が開いていない時間でも、七井橋通りを往来する人に目に新しくなったシャッターアートが映り、季節ごとの風景を楽しんで明るい気持ちになってもらえたら」と期待を込める。

 営業時間は、大原商店=11時~19時30分、Flap=11時~20時、SAFARI吉祥寺なない橋店=12時~20時。店内は改装中で、オープンは、大原商店=12月第1週、Flap=12月1日、SAFARI=未定。

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