吉祥寺駅公園口から徒歩3分、弁天通り沿いにある器のセレクトショップ「kahahori(かはほり)」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 0422-90-7081)で10月23日から、陶芸家・近藤亮介さんの陶展が開催される。
近藤さんは京都出身、現在は奈良で作陶。まき窯や登り窯など築窯も自身で行う。同店での近藤さんの陶展は初。陽刻の皿や碗(わん)など150点前後の器を店いっぱいに並べる。
同展を企画した店主の上松美保さんは「自ら採取した原料を使った陶土や釉薬(ゆうやく)だけでなく、登り窯まで自身で築き上げる近藤さん。探究心や好奇心の具現化ともいえる器は粉引や三島手、鉄絵など幅広く、中でも立体的な文様が優美な陽刻碗は手当たりも優しく魅力的。この機会にぜひ、足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
会期中の営業時間は12時~19時。25日正午から通販にも対応。今月31日まで。