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吉祥寺の和食居酒屋「日和り」が3周年 そばと日本酒にこだわり

「盛りそば」と天ぷらは相性がよく、旬の野菜を揚げてくれる。

「盛りそば」と天ぷらは相性がよく、旬の野菜を揚げてくれる。

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吉祥寺東エリア、吉祥寺図書館裏手でそばを中心としたメニューを提供する和食居酒屋「吉祥寺 日和り(ひより)」(武蔵野市吉祥寺本町1)が11月で3周年を迎えた。
 オリジナルの製麺法で打った二八(にはち)そばを提供する同店。長野産のそば粉の風味を最大限生かすため、季節ごとにつなぎの小麦粉の割合を微妙に変えているという。麺つゆは、サバの本枯節100%のダシと、創業200年の熊本県にある浜田醤油のしょうゆを使い、「そばとの相性がいい、まろやかで口当たりの良いつゆ」に仕上げる。「盛りそば」(630円)、「辛味大根そば」(900円)。旬の刺し身の盛り合わせ(1,200円)も用意する。
 「和食居酒屋」を掲げているのは、「江戸時代には、肴(さかな)と共に日本酒をたしなみ、最後はそばで締めるのが居酒屋のはしりともいわれているから」と店主の久(ひさし)和明さん。日本酒にもこだわり、全国の酒蔵を巡り、実際に飲んでセレクトした酒を置く。今の時季は、長野の「信州舞姫 辛口芳酵静」(半合380円、1合660円)、新潟の「雪椿」(同450円、同800円)などを主として提供している。
店名の「日和り」は、「何かをするのにちょうどいい時」という意味。「例えば、一人でゆっくり飲みたい夜や、友人と話がしたい夜など、日々の気持ちに寄り添える店にしたかった」と開店当時を振り返る。

吉祥寺の和食居酒屋「日和り」が3周年 そばと日本酒にこだわり

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 久さんは「移り変わりが激しい吉祥寺で、無事3周年を迎えることができてうれしい。これからも店と吉祥寺を盛り上げていきたい」と意気込む。今後、出身の奄美大島名物「黒糖焼酎 里の曙」とそばを味わいながら、島唄のライブ演奏を楽しんでもらうイベントも企画しているという。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~24時。水曜定休。
店内は27席(カウンター4席、テーブル席8卓)あり、中2階フロアが個室として利用できる。20人以上から貸し切り可。

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