吉祥寺経済新聞2007年上半期PV（ページビュー）ランキング1位に輝いたのは、「『ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺』のオープン日が決定」だった。

　ランキングは、2007年1月1日～6月29日に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもので、新店オープン記事が上位を独占する結果になった。上位10位のランキングは以下の通り。

1. 「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」のオープン日が決定（5/22）2. ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺、オープン日が延期に（6/22）3. 吉祥寺に「キムカツ」プロデュースの高級トンカツ店「ゲンカツ」（3/12）4. 吉祥寺東急裏に「BANANA REPUBLIC」の路面店（2/10）5. 阿佐ヶ谷に「中央線物産館」－サブカル＋デザインで新提案（1/9）6. 吉祥寺に古着店「シカゴ吉祥寺店」－幅広い年齢層をターゲット（2/21）7. 吉祥寺公園口にスポーツバー、メニューはすべてアメリカンサイズ（4/16）8. 「36色の色鉛筆をイメージした」スティックスイーツ店－ロンロンに（4/10）9. 吉祥寺ロンロンが「アトレ」運営の東京圏駅ビル開発に吸収合併（1/12）10. 吉祥寺パルコ向かいに本格的ロシア＆グルジア料理店（3/26）
　1位・2位にはヨドバシカメラ出店記事がランクイン。オープン予定日前日の6月22日には、アクセス数が倍増。オープン日が急遽変更になるなど混乱も見せたが、同時に注目度の高さもうかがわせた。同店は、上層階に飲食店やアパレルのほか、タワーレコードも移転入居するなど人の流れの変化や他地域からの人口流入、吉祥寺東エリアの開発が見込まれる反面、駐車スペースの確保や交通渋滞が懸念されるなど問題点も残されている。同問題に対し武蔵野市は現在、「回遊性の向上」を目的に、「荷さばきスムーズ化実証実験」を行うなど将来を見据えた対策を講じている。

　そのほか、「キムカツプロデュース『ゲンカツ』」（3位）や「バナナリパブリック」（4位）など話題店がランクインする一方、コンセプトが明確な飲食店・雑貨店など、個性的な店舗のオープン情報が上位を占めたのが上半期の特徴だった。