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井の頭自然文化園で「アート アンド ザ ズー」 本山ひろ子さん作品展

井の頭自然文化園で開催されている企画展「どいて どいて 舟がでるよ」展示の様子

井の頭自然文化園で開催されている企画展「どいて どいて 舟がでるよ」展示の様子

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 鋳金(ちゅうきん)家、本山ひろ子さんの作品展「どいて どいて 舟がでるよ」が現在、井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100)動物園(本園)彫刻館B館で開催されている。

本山ひろ子さんが手掛ける作品

 彫刻家・北村西望の作品を所蔵、彫刻園で展示している同園では、彫刻園の一部を使用してさまざまな作家の作品を特設展として展示する「Art and the Zoo(アート アンド ザ ズー)」を2015年から行い、芸術と動物園をつなげる企画展を続けている。

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 第1回は日本画家、磯部光太郎さんの「Biotop生き物のいる場所」、2回目は美術作家の安田ジョージさんによる「身近な生き物たち」、3回目は西浦裕太さんの木彫彫刻「カレラトイクトコ」、4回目は展示デザイナー、本田公夫さんが手掛けたペン画や水彩画を展示する「消えゆく隣人たちのポートレート」を展示し、今回5回目の企画となる。

 千葉県佐倉市を拠点に活動している本山さんは1975(昭和50)年生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科鋳金専攻修了。2000年から2018年まで毎年「Continue Art Project」を行うほか、「十和田市現代美術館」(青森県)、「ブルガリ銀座タワー」のプライベートラウンジ、「飯沼本家 酒々井まがり家ギャラリー」(千葉県)などで展覧会を行うなど活動する。

 「鋳金」は金属を溶かして型に流し込む製作技法。本山さんは、粘土で形を作るところから、型取り、鋳造(ちゅうぞう)、整形、着彩などの工程を全て自らのアトリエで手掛ける。同展では動物のブロンズ作品を中心に、制作過程の映像資料を加えた構成で、金属の多様性や彫刻の魅力を伝える。

 3月23日には、本山さんが講師を務めるワークショップ「金属を溶かして作品をつくってみよう」を予定する。金属を溶かして型に流し込む鋳金の工程を、扱いやすい「ピューター」を原料に使って体験する。担当者は「世界に一つしかない、鋳金による作品をつくってみては」と呼び掛ける。10時~と13時30分~で各回1時間30分程度。小学生以上が対象で、定員は各回10人。要応募。

 開催時間は 9時30分~17時(彫刻館は16時30分、入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合翌日)。入園料は一般=400円、65歳以上=200円、中学生=150円(小学生、都内在住、在学の中学生無料)。6月9日まで。

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