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吉祥寺美術館で記録集「はな子のいる風景」関連トーク 企画編集者らゲストに

吉祥寺美術館で記録集「はな子のいる風景」関連トーク 企画編集者らゲストに

記録集「はな子のいる風景」より。「貼り込まれた写真をひっくり返すと、同日に撮影された別の写真が配置されている」と編集者の松本篤さん

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 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0385)で6月23日、記録集「はな子のいる風景―イメージを(ひっ)くりかえす」に関連したトークイベント「風景を(ひっ)くりかえす」が開催される。

 同館は、2016年に行った「カンバセーション_ピース:かたちを(た)もたない記録」展をきっかけに、同年5月に死んだ井の頭自然文化園のアジアゾウ「はな子」と一緒に写った写真を募集。さまざまな時代に撮影されたそれらの写真に加え、はな子の飼育日記、写真提供者へのアンケートなど公的、私的な記録を交えた構成で、2017年秋に同記録集を発行した。

今回のトークイベントは同書の第2版発行と、現在開催中の「江上茂雄:風景日記」展に関連した連続トーク「記録/記憶と風景ー『江上茂雄』から『カンバセーション_ピース』までー」の一つとして行う。

 学芸員の大内曜さんは「戦後の日本で最も長く生きたゾウのはな子の69年の一日一日を、複数の記録の断片をつなぎ合わせることで丹念に辿り直そうとした。初版発行直後から反響が大きく、間もなく完売となったが、増刷の要望の声を多くいただき、今回改定を加えた第2版の製作が実現した」と話す。

 4月には恵文社一乗寺店(京都)で、今月10日には写真集食堂めぐたま(恵比寿)でもゲストを招いた関連トークイベントを行った。「同書を手に取ってくださる方も『はな子』が好きな人から、写真集が好きな人、人類学や生活史などに興味がある人と広がりを見せた」と大内さん。

 企画編集者である松本篤さんと、デザインを手掛けた尾中俊介さんをゲストに、同書の制作意図や制作過程について聞く。聞き手を務める大内さんは「ページをめくると、原寸大の複製写真が貼り込んであったり、異なる提供者からそれぞれ寄せられた、同日同時刻に撮影された写真が隣り合ったページに並べてあったりする。何を目指して作ったのか、編集やパーツ、資料の入れ方など造形の一つ一つにある意図を伝えることで、より記録集を理解することができるのでは」と話す。

 「はな子の思い出を扱っている写真集ではあるけれど、記録や記憶というテーマでこれまで重ねてきた企画展が元になっている。写真提供者とのやりとりなど、制作の中で印象的だった話なども交えて、人が何かを残すこと、失うことについて考えていけたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は14時~15時30分。参加無料(要入館料)。要事前申し込み。

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