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吉祥寺にカフェ「コーヒートーク」 バリスタ・パティシエの店主が出店の夢かなえる

「COFFEE TALK」の店舗前。自転車でも気軽に立ち寄れるように駐輪スペースを設けている。

「COFFEE TALK」の店舗前。自転車でも気軽に立ち寄れるように駐輪スペースを設けている。

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 吉祥寺にカフェ「COFFEE TALK(コーヒートーク)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-2747)がオープンして1カ月がたった。

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 武蔵境在住で成蹊大学に通っていた店主の大竹茂仁さんはカフェ経営が夢で、「店を持つなら吉祥寺」と決めていたという。「おしゃべり」「うわさ話」を意味する英語を店名にした。

 出店場所が吉祥寺駅に近いが中道通り沿いではないことから、「通りを歩くお客さまの目に留まるよう鮮やかな水色の立て看板を置いた」と大竹さん。「店全体が落ち着いた色合いでまとまっているので(この色は)差し色になっている。周囲の風景を壊さないよう色味を抑えた水色を選んだ」とも。店内にはテーブル6卓20席とカウンター4席を設ける。

 店では伊アルベルト・ベラーニ社のコーヒー豆を使用。バリスタでもある大竹さんが豆の状態を確認し、エスプレッソマシンを使って味のバランスを整えながら入れる。ラテアートも「冷めないうちに描いて出すことを心掛けている」。「デザインカプチーノ」は1杯540円。コーヒー豆本来の持つ味を楽しんでもらいたいと「アメリカーノ(ブレンドコーヒー)」(420円)も用意する。

 パティシエでもある大竹さんがこだわっているのが「コーヒーに合うケーキを提供する」こと。「出店準備でコーヒー店を巡り歩いていたとき、本格的なケーキを出す店が少ないことに気付いた。それなら自分で作ろうと大学に通いながらパティシエの勉強もした。保存料を使わず作るケーキは自然の甘さ。コーヒーと相性が良いのはティラミス。ぜひ一緒におしゃべりを楽しみながら味わってほしい」と話す。ケーキはベイクドチーズケーキ、ガトーショコラなど。パンナコッタ、完熟マンゴープリンもそろえる。価格は全て540円。

 スコーンなどの焼き菓子やジャムなど店内で販売しているものは全て自家製のため保存料を使っていない。サンドイッチに使うツナやソースも手作りしているという。ランチメニューはサンドイッチのみだが、年明けにはパスタや煮込み料理など追加する予定。

 営業時間は11時~20時。水曜・第2火曜定休。

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