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西荻窪で早川書房の山口晶さん「海外文学」トークイベント-「ガイブン」の魅力を語る-

過去のイベントの様子

過去のイベントの様子

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 西荻窪にあるブックカフェ「beco cafe(ベコカフェ)」(杉並区西荻北3、TEL 03-6913-6697)で11月29日にトークイベント「『ガイブン』はこんなにおもしろい!~翻訳文学編集者が語る『ガイブン』の作り方・読み方~」が行われる。

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 同イベントはbeco cafeでのトークイベント、吉祥寺の出版社である夏葉社(なつはしゃ)から刊行された『本屋図鑑』の執筆・取材、吉祥寺の書店の合同フリーペーパー『ブックトラック』の企画・編集・発行などを手がける空犬(そらいぬ)さんが主催するトークイベント。

 山口晶(やまぐちあきら)さんは、出版会社「早川書房」の編集本部長。2003年に入社以来、翻訳出版の企画・翻訳者の選定や電子書籍の版権交渉にも携わる。カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』、コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』、ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、 アンドリュー・ロス・ソーキン『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』などの、純文学系列作品や「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」の作品、海外文学・ノンフィクションの編集を手がける。同イベントでは、翻訳文学とはどんなジャンルなのか、翻訳文学の編集とはどんな仕事なのか、翻訳家とはどんなふうに仕事をしているのかなど、山口さんの属する早川書房の翻訳出版の事例を中心に翻訳文学と翻訳文学編集の全体像を語り合う。

 「ひとくちに翻訳モノといっても、SF・ミステリなどのエンターテインメント系列のフィクション作品のほか、純文学作品や演劇作品、ポピュラーサイエンスの作品など、そのジャンルは多岐に渡って出版されています」とイベント担当の空犬さん。「これまでに手がけてきた過去の人気作家・人気作品の事例をたくさん紹介していただきますので、翻訳文学好きの方はもちろんですが、どうも苦手で読めない、翻訳モノは何を読んでいいかわからない、そんな読者の方にも、ガイブンの入り口として、ぴったりの話が聞けると思います」とも。

 開場19時、開演19時半~。料金は1000円(ワンドリンク付)。イベント終了後は、閉店まで出演者と観覧者でお酒を飲みながら交流できる時間も設ける予定。

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