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吉祥寺パルコで復興支援ライブ-チャリティーソング発表のアーティストも

suzumoku(スズモク)さん

suzumoku(スズモク)さん

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 吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-8111)1階正面入口特設会場で5月28日・29日、被災地支援のためのチャリティーライブが開催される。

SKELT 8 BAMBINO(写真上)とFANTA GROUP(写真下)(関連画像)

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 28日15時に登場するのは「suzumoku(スズモク)」さん。1984(昭和59)年静岡県生まれのシンガー・ソングライター。楽器製作を学び、岐阜の手工ギター工場に就職するもプロのミュージシャンになることを決意し2007年に上京。その年10月にはアルバム「コンセント」でデビュー。都内を中心にライブ活動を続ける中、インスト・ジャズバンド「PE’Z」との合体ユニット「pe’zmoku」を結成。ギター&ボーカル担当として多くの経験を積む。昨年、本格的なソロ活動を開始。今年1月にはブルース色、フォーク色を強く打ち出した最新アルバム「ベランダの煙草」をリリースした。

 「スズモクさんは仙台のライブに向かっている車中で地震に遭遇し、いち早くチャリティーソング『僕らは人間だ』を発表して話題になった。4月下旬には平和通りの歩行者天国で予定していたライブが残念ながら中止になってしまった」とイベントを企画した同店営業課の谷川さん。

 29日14時には「SKELT 8 BAMBINO(スケルトン・エイト・バンビーノ)」と「FANTA GROUP(ファンタグループ)」の2組が登場。スケルトン・エイト・バンビーノは、別々のインディーズグループで活動して親交のあった5人が「今のすさんだ世の中を変えられるようなすごいバンドをやろう」と意気投合し、2006年に結成したバンド。翌年、「あらうんどTHEワールド!」でメジャーデビューし、サードシングル「夏恋」は「ビューティーン」のCMタイアップソングに起用され20万を超えるモバイルダウンロードを記録した。

 ファンタグループは、「FUMA」「MOKU」「J.P.N」の3人のフロントとTrackmaker「TORU」から成るラップグループ。昨年から本格的に活動を開始し、今月18日にはファースト・ミニアルバム「FANTASTIC1」を発表。都内を中心に精力的にライブ活動を行う。

 「震災後の自粛ムードの中、スタッフと『吉祥寺と被災地のために、何か盛り上げられるイベントをしよう』ということでチャリティーライブを企画した。イベントの規模は大きくないが、お客さまやアーティストたちのチャリティーの気持ちが被災地に届くような、いいイベントにしたい」と谷川さん。

 会場には「義援金募金箱」を置き、集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地復興のために寄付される。ライブは小雨決行(雨天・荒天の場合は中止)。観覧無料。

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