西荻窪の「旅の本屋 のまど」（杉並区西荻北3、TEL 03-5310-2627）で11月26日、台湾ガイド本「好好台湾」のスライド＆トークショーが行われる。

　青木さんは、多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行し、2003年から3年間、台北で写真や墨絵などを制作。その傍ら、日本のメディアでコラムを連載。2005年に台湾の出版社から「奇怪ねー」を出版。ベストセラーとなり、台湾で一躍話題の人となる。2008年にはビデオブログ「台湾一人観光局」が台湾でテレビ化され、昨年には台湾のテレビ大賞に当たる金鐘獎で外国人として初めて最優秀総合司会者部門にノミネートされる。現在は日本と台湾を行き来しつつ、各メディアで「大好きな台湾」を日本に紹介している。日本での著書は「台湾　ニーハオノート」（JTBパブリッシング）がある。

　同書は、台湾の「穴場スポット」とそのオーナーやスタッフなど台湾人の魅力を紹介する。掲載エリアは、台北、台南、台中、花蓮、宜蘭、台東など。茶屋や雑貨店、写真館、飲食店、民宿、氷屋、活版文字屋、夜市、散歩道など50カ所以上をまとめた。

　会場は英語で「遊牧民」を意味する「のまど」。イベントでは、青木さんが台湾の「とっておき情報」をスライド写真で紹介する。台北、台南、台中、花蓮、宜蘭、台東などローカルな裏路地情報も盛り込む。同19日に行われる同様のイベントが定員になったため、急遽追加開催が決定した。イベント後にはサイン会も予定する。

　イベント担当者は「一見入りにくそうなお茶屋さん、モデルに変身できる写真館、市場内にある古民家改造の民宿、食べて飲んでみんなで踊る山の中の部落など、ちょっとヘンだけど愛すべき台湾の話を聞くことができる。初めての人もフリークの人も、台湾から抜け出せなくなること間違いなし」と話す。

　開催時間は19時30分～。参加費は800円。定員になり次第、受付終了。