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三鷹で「愛しのこけし展」 全国各地のこけしやこけしアイテムを展示販売

全国各地で作られたこけし。一つ一つ表情が異なる

全国各地で作られたこけし。一つ一つ表情が異なる

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 三鷹の「山田文具店」(三鷹市下連雀3)で現在、「愛しのこけし展」が開催されている。

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 市内の雑貨店「デイリーズ」に勤務していた山田さんが2008年にオープンした同店。国内外のロングセラー商品を中心とした文房具を販売している。

 こけしを取り扱うようになったのは「こけしの胴体部分に手紙を入れて郵送することができる『通信こけし』の存在を知り、かわいいと思ったのがきっかけ」と山田さん。現在では津軽こけしのほか、通信こけしやストラップ、耳かきやマスキングテープなど、さまざまなこけしアイテムも販売している。

 山田さんは「数年前に『こけしブーム』があり、若い方もこけしを収集するようになった。最近では各地でフェアなどが行われ、当店にもこけしを目的に来店する人が増えた。一時的なブームではなく人気が定着してきたと感じている」と話す。

 同展は2回目。「前回の展示をきっかけに収集を始めたお客さまも多い」と山田さん。今回は同店の定番商品である津軽こけしのほか、全国各地で作られているこけしを展示販売。6月7日の開始時に455体あったこけしは6月21日時点で「130体ほどが販売済み」という。

 「こけしは伝統工芸品だが、今はユニークな形やデザインのものも多い。一つ一つ手作業で作られ、愛らしい表情をしたものやクスッと笑える表情のものなど一つとして同じものはない。この機会にお気に入りの一体を見つけてほしい」と山田さん。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。7月7日まで。

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