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武蔵美学生が作り出す集大成を約100点―『造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展』

昨年の「優秀作品展」展示風景

昨年の「優秀作品展」展示風景

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 武蔵野美術大学美術館(小平市小川町1)で4月6日から、武蔵野美術大学の学生たちの作品展『造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展』が開催される。

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 芸術家の奈良美智や作家の村上龍、タレントのみうらじゅんなど多岐にわたる著名人を輩出している同大学では、造形学部の卒業制作と大学院修了の制作の中で、特に優れた作品や研究成果を発表した学生に対し毎年優秀賞が贈られている。

 同展は、美術館全体の空間を活かし、絵画・グラフィック・工芸・建築などの幅広いジャンルの作品を展示。大小の展示室ではデザインや映像、インスタレーション作品のほか美術史・博物館学に関する論文の展示が行われ、吹き抜けある美術館アトリウムでは彫刻などの立体作品が飾られる。

 「優秀賞を受賞した約100点の作品は、学生がたゆむことなく制作・研究に取り組んできた在学期間の集大成と言えるものです。同時に、各学科の教員が選抜した、本学における造形教育の成果の表れでもあります。美術・デザインの幅広いジャンルからなり、学生ならではのフレッシュな造形感覚で作りあげられた作品が並ぶ本展は、限りない可能性との出会いの場となるでしょう」「武蔵野美術大学を代表する学生たちの作品を総覧する本展で新しい世代の力強さに触れて頂ければ幸いです」と、ホームページでは来場を呼びかけている。

 入場は無料。4月30日まで開催。時間は10時~18時(4月29日は17時閉館)。休館日は日曜日。

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