2011年12月1日より改修工事のため休館していた三鷹市公会堂（三鷹市野崎1）が3月3日にリニューアルオープンする。これを記念し、改修前のクロージングイベントにも参加した大所帯バンド「渋さ知らズオーケストラ」によるライブイベント「三鷹市公会堂新装開店!? 大感謝祭 渋さ知らズ大オーケストラ」が4月13日に開催される。企画・運営は三鷹市芸術文化振興財団。

　フリージャズを原点に、ロック、ファンク、ワールドミュージックなどさまざまな音楽を混然一体として表現する同バンド。「前回好評だったクロージングイベントの『アンサーライブ』として、新しく生まれ変わった公会堂を舞台に、再び彼らに圧倒的なライブを繰り広げていただこうということで企画した」と同イベント担当の大塚さん。今回は、同財団が主宰する「みたかジュニア・オーケストラ」団員とのコラボバンド「渋みじょ」のパフォーマンスも行われる予定。「同団員の子どもたちは、普段クラシック音楽のオーケストラ作品を中心に演奏活動をしており、今回のようなフリージャズをベースとしたバンドとのコラボレーションは初めての経験」という。

　また、前回のイベントでも好評だった一般参加のワークショップを今回も実施。音楽組、美術組、踊り組、パフォーマンス組に分かれ、4月10日から本番の13日まで同バンドメンバーを講師に迎え、演奏実習や舞台美術制作、パフォーマンスなどを実践し、実際の舞台に参加するメンバーを募集する。同バンドによる、改装記念ソングも書き下ろし予定で、「リニューアル」「リスタート」から連想する言葉やフレーズも、合わせて一般公募している。

　「予想外のサウンドやビジュアル、パフォーマンスが飛び出す、一つの即興作品のようなライブをぜひお楽しみいただければ」と大塚さん。チケットは現在発売中。ワークショップとフレーズの応募締め切りは2月28日まで。詳細は同会場のホームページで確認できる。