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吉祥寺のベトナム食堂「モクチョーイ」で音楽マーケット-定期開催へ

サボテン高水春菜さんライブ(昼の部)の模様

サボテン高水春菜さんライブ(昼の部)の模様

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 吉祥寺のベトナム食堂「モクチョーイ」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 0422-24-9938)で7月28日、リニューアルオープン後初開催となるイベント「音楽マーケット」が行われた。

「モクチョーイ」。マーケットの様子

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 ベトナムで暮らす日本人デザイナーが作るセミオーダー服や日本人作家のアクセサリー・雑貨などを扱う店だった店舗を今年4月に飲食店にリニューアル。以前から料理教室を開いていたという夫のDAT(ダッ)さんがキッチンを、えみこさんがホールなどを担当し営業している。洋服や雑貨はリニューアル後も取り扱い、セミオーダーも受け付けている。坪数は約9坪、座席は約18席。

 イベント当日は、「warmerwarmer旅する八百屋の夏野菜」、「kibicafeのお菓子」、「wasicの空き缶を使ったスピーカー」が並び、店も天然酵母パンと季節の料理の教室「kona」のパンを使った特製マクロビバインミーなどの特別メニューで営業。昼と夜には、ミュージシャン・サボテン高水春菜さんによる40分ほどの投げ銭ライブが行われ、ゆったりとした空気の中、「オーシャンゼリゼ」のカバー曲や新曲を披露。合唱や口笛セッションなる観客を巻き込むパフォーマンスを繰り広げ、大いに場を和ませた。

 昼の12時から始まり営業終了まで常連客や近隣住人をはじめ多くの人が店を訪れ、ベトナム料理を味わいながら音楽とマーケットを通じた交流を楽しんだ。

 店では、ベトナムの代表的な料理はもちろん、家庭料理や大衆食堂で出てくるようなメニューもそろえ、料理はベジタリアン対応もできる。中でも人気のメニューは、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」(1,200円)、中は柔らかめ外はカリッとなるよう別注しているというパンを使用したサンドイッチ「バインミー」(750円、ハーフ550円)のほか、ミントたっぷりの「ベトナム風モヒート」(630円)など。「ミントはベトナム食材を無農薬栽培している岐阜の農家さんから取り寄せている」とえみこさん。ベトナムの代表的なビール「333(バーバーバー)ビール」(500円)などのアルコール類は「昼間から飲んで行かれる人も多い」という。

 イベントは、今後も定期的に行っていく予定。8月20日には「kona」でDATさんによるベトナム家庭料理の料理教室を開催。

 営業時間は12時~22時(日曜は12時30分~)。月曜・火曜定休。

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