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吉祥寺に総合スポーツ保育園「ビーマスクール」 食育にも注力

biima school芝浦アイランド校での授業風景(写真提供=biima school)

biima school芝浦アイランド校での授業風景(写真提供=biima school)

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 総合スポーツ保育園「biima school(ビーマスクール)吉祥寺校」(武蔵野市吉祥寺本町3)が2024年3月、開園する。経営は、幼児・児童を対象としたスポーツスクールやダンススクールを運営するbiima(渋谷区)で、吉祥寺校は芝浦アイランド校(港区)に続き2校目。

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 同園の教育ビジョンについて、芝浦アイランド校園長の野辺健一郎さんは「21世紀に活躍できる人材を幼児期から育成すること」と話す。5つの教育プログラム「総合スポーツ」「国語・算数」「アート」「ミュージック」「非認知能力向上」を通して、子どもの能力を引き出すための教育型保育を行うという。

 「総合スポーツ」は早稲田大学広瀬統一教授の監修による最新のスポーツ科学に基づいたプログラムで、サッカーや野球、ラグビー、テニス、バスケなど7種類以上のスポーツを取り入れている。「運動の得意不得意とは関係なく、子どもの基礎運動能力を最大限に高めることが目標。できなかったことができるようになったという成功体験を得て自信をつけることで、自己肯定感の向上にもつなげる」と野辺さんは説明する。

 「国語・算数」「アート」「ミュージック」「非認知能力向上」のプログラムでは、やり抜く力や考える力、創造性、チームワークを育み、さまざまなことに興味や関心を持つきっかけになるような授業を行う。「これからの社会を生き抜いて、自己実現を果たすための教育に取り組んでいる」と野辺さん。

 食育にも力を入れており、芝浦アイランド校では「食を通して社会の裏側を知るという街ぐるみの食育ワークショップを開催した」と話す野辺さん。吉祥寺校の園内には畑が併設されることから、「自園菜園を授業に取り入れることができるので、それを生かして地域とのコラボによる食育プログラムを検討していきたい」とも。

 幼児の受け入れは2~6歳(就業前)、年少々、年少、年中、年長のクラスに分かれる。各クラスの募集人数は22人で、1クラスに対して保育士3人の体制を取る。基本保育だけでなく、一時預かりや定期利用のサービスも行う。定期利用は幼稚園後の習い事として利用するなど、他の幼稚園や保育園との併用も可能。

 入園説明会・体験会は随時開催中、園見学は2024年2月から開催予定。申し込みは公式ホームページで受け付けている。

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