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ショウガが主役の和食店「生姜屋黒兵衛」が7周年 ショウガ番茶ハイも

吉祥寺駅南口(公園口)で営業する和食店「生姜屋黒兵衛」の入り口 店は地下1階となる

吉祥寺駅南口(公園口)で営業する和食店「生姜屋黒兵衛」の入り口 店は地下1階となる

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 吉祥寺駅南口(公園口)の雑居ビル地下1階でショウガをメインに使った料理を提供する和食店「生姜(しょうが)屋黒兵衛」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-1222)が3月29日で7周年を迎えた。

地下1階にある店の外観

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 食に関わるサービスを提供する「GYRO HOLDINGS(新宿区)の関係会社で、「北の家族」など飲食業態を展開する「パートナーズダイニング」(新宿区)が経営する同店。「一つの食材にフォーカスした専門料理屋を提供する」という考え方から、「本来、薬味や臭み取りなど脇役のショウガを主役にした店」を2016(平成28)年に始めた。

 料理長の内田義宣さんは「吉祥寺には文化人やクリエーターが多く、新しいものを生み出す文化がある。ありそうでなかったショウガが主役の料理店も受け入れてもらえると出店を決めた」と当時を振り返る。

 「ショウガは健康にも良いとされ、和食の料理とも合う。ショウガの特徴を生かした料理でお客さまを元気にしたいと営業を続けてきた」と内田さん。「オープン当初は30~40代の女性をメインターゲットにしていたが、20代のグルメや美容に興味のある人、50代以上の健康志向の男性、地元の家族や親戚の集まりに使ってもらえるようになった」とも。

 店舗面積は62.43平方メートル。店は地下1階だが、入り口の看板には「和」のイメージが伝わるよう大きな家紋を描いた。黒を基調にした店内の数は90席。カウンター、テーブル席、個室6部屋を備える。

 メニューは自家製ショウガだしの北海道産ひこま豚しゃぶしゃぶ(1,980円)、2種類の自家製ジンジャーソースを使ったポークロースステーキ(980円)、紅しょうがをまとわせた鶏唐揚げ(680円)、ショウガをまぶした北海道産ポテトフライ(520円)など。季節の野菜や自家製おばんざいの前菜77種籠盛り合わせ(1,500円)なども提供する。

 ドリンクは季節限定のさくら酵母を使った日本酒「仙禽さくら」、「花見口万純米吟醸」(以上、グラス700円、1合1.300円)や自家製ジンジャーエールショウガボール(660円)、ショウガ番茶ハイ、ガリとガリ酢を使った黒兵衛のガリ酎ハイ(以上500円)、エビス生ビール(600円)など。

 「コロナ禍で営業できない苦労もあったが、流行にらわれるなく黒兵衛のブランドを守り続けたことや一緒に働いてくれたスタッフの頑張りで今がある」と内田さん。「店を選ぶときに『吉祥寺といえば黒兵衛』と名前が挙がるようにしていきたい。いつ来ても安心、安全に食べることを楽しめるので、ショウガをふんだんに使った料理を味わってほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は16時~23時。(月曜~木曜は17時~22時30分、金曜・祝前日は17時~、日曜・祝日は22時30分まで)。

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