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吉祥寺の「カフェゼノン&ゼノンサカバ」がメニュー一新 菱江隆シェフとコラボ

「カフェゼノン&ゼノンサカバ」が提供する「ホルスタインのステーキ」(イメージ)

「カフェゼノン&ゼノンサカバ」が提供する「ホルスタインのステーキ」(イメージ)

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 「カフェゼノン&ゼノンサカバ」(武蔵野市吉祥寺南町2)が1月10日から、菱江隆シェフとコラボしたメニューに一新する。

「火の国カレー」

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 漫画「北斗の拳」や「シティーハンター」などで知られる漫画出版社グループ、じぞう屋(吉祥寺南町1)が運営する同店。もともと肉や野菜を仕入れていた熊本県阿蘇で菱江さんと出会ったことがコラボのきっかけになった。

 菱江さんは米国務省が推奨する「3カ国以上の料理に精通し、試験に合格した人」が取得でき、世界で約100人が保持する「フードマスターライセンス」を取得。海外の日本大使館やホテルの総料理長、「ミシュランガイド」で三つ星に認定されたレストランの料理長などを歴任してきた。日本に戻ってからは、職歴を生かし熊本県阿蘇で食品加工を専門とした工場を経営している。

 同社執行役員の石橋ケンタロウさんは「菱江さんは阿蘇の雄大な自然に囲まれた南小国町に拠点を構え、食品製造のほか、全国の料理人や飲食店への指導などを通して食の安全と愛情料理の発信を行っている。そんな食の原点に立ち戻ったコンセプトに深く共感し、今回のコラボが実現した」と話す。

 メニューには菱江さんが開発した、ニンジンやトマトなど素材の味を生かしたソースやドレッシング、唐揚げ、カレー、熊本産の肉などを並べる。石橋さんは「ノリとオリーブオイル、練りごま、和風だしなどで香りとうまみが際立つ味わいに仕上げた『海苔(のり)ドレッシング』はサラダのほか、あえ物や魚、肉料理にもお薦め。素材のおいしさを引き出したソースやドレッシングで食べる熊本の肉、野菜を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~23時(日曜は22時まで)。

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