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三鷹に「イデアルカリー」 フレンチ出身シェフが作るモダンクラシックな欧風カレー

カジュアルな雰囲気ながら本格的な料理が楽しめるようにデザインされた「Curry & Bistro Idéal Curry Inaba」の内観

カジュアルな雰囲気ながら本格的な料理が楽しめるようにデザインされた「Curry & Bistro Idéal Curry Inaba」の内観

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 モダンクラシックな欧風カレーを中心に料理を提供する「Curry & Bistro Idéal Curry Inaba」(武蔵野市中町1、TEL 0422-56-8078)が1月7日、三鷹の北口エリアにオープンした。

シェフの稲葉雄太さん(右)とスタッフ

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 シェフの稲葉雄太さんは10年以上にわたり、フランス料理を主軸に料理を手掛けてきた。「学生時代、地元静岡県のカレー店『JIB(ジブ)』でアルバイトをしていた時に食べたカレーのおいしさに衝撃を受けた。家庭の味とは全く違った、プロの料理人が作るカレーの味は今でも忘れられない」と振り返る。

 「自分で店を始めるならば、一つの商品に絞って追求していきたいと、初心にかえるような思いでカレーをメインに掲げた。2年ほどかけてカレー店を食べ歩く中で、新鮮な素材を使って、自分が理想とするようなおいしいカレーを作りたいと研究を重ねた」とも。「家族で子育てをするにも環境の良い武蔵野エリアでできれば」と同エリアに出店した。

 カレーはビーフ、カツ、シーフード、チキンなどを、仕入れに合わせて提供する。1月21日からのメニューは、福井県の寺川商店から直送したイカを使った「真イカと海老のシーフードカレー」(1,850円)、「和牛 短角牛ビーフカレー 淡路産玉葱 芋のぶ太郎」(1,680円)、「岩手県産 SPF 岩中豚ロースカツカレー」(1,800円)、「静岡県 富士の鶏と野菜・ひよこ豆のカレー」(1,300円)。

 「メインのだしは契約生産をお願いしている『富士の鶏』にビーフを加えたダブルソースで、オーガニックスパイスやフルーツ、ワインなどを使い6日かけ丁寧に仕上げている。こだわって選んだ『3代目小池精米店』の米『里山のつぶ』は一粒が大きく、しっかり炊いても水分をほどよくとどめ、歯応えも良い。ごはんにからむカレーのルーを存分に楽しんでもらえるのでは」と稲葉さん。

 スカモルツァ・アフミカータ(チーズ)、フランス産スパイスと酸味を利かせた半熟卵、淡路産タマネギやヒヨコ豆など、好みのトッピングで楽しめるプレーンのカレーソースも用意する。カレーはテークアウトにも対応する。

 「緊急事態宣言解除後は、ステーキなど得意なビストロ料理なども提供していきたい。店名のイデアル(理想)に込めたように、自分の理想の味とお客さんの理想の味が重なり合うような、地域に密着した店を目指していければ」と意気込みを見せる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面の営業時間は11時30分~14時30分(ラストオーダー)、17時30分~20時(アルコールは19時ラストオーダー)。火曜定休(1月20日休み)。

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