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吉祥寺のラーメン店「一風堂」が移転リニューアル 定番に加え新メニューも

地下から路面店舗になった「一風堂 吉祥寺店」の外観

地下から路面店舗になった「一風堂 吉祥寺店」の外観

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 吉祥寺で約20年営業を続けるラーメン店「一風堂 吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-29-3079)が、移転リニューアルして1カ月がたった。

人気の定番メニュー「白丸元味」

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 力の源ホールディングス(中央区)が手掛ける同ブランドは1985(昭和60)年に福岡の大名で創業し、現在世界15カ国・地域に展開する。これまで吉祥寺駅の北口駅前エリアで営業していたが、7月19日に営業を終了し、商業施設のロフトやコピスなどがあるペニーレーンに新たな店を構えた。席数はカウンターとテーブル合わせて30席。

 副店長を務める竹中直也さんは「建物の老朽化に伴い、以前から移転の話が出ていた。これまでの地下の店舗から路面店となり、またデパートや雑貨店などが立ち並ぶエリアにもなり、買い物帰りの方や子ども連れのファミリーなどもより増えたように思う」と話す。

 外観・内観もグレーを基調としたデザインに一新した。外観には「IPPUDO」とアルファベットで店名を配し、店内の壁にはグリーンと「ZUZUTTO」の文字をあしらう。「『ラーメンは、ズズっとすするともっと美味(おい)しい』をテーマに、麺をすする行為の啓発を通じて日本の食文化の素晴らしさを世界中に伝えていく『project ZUZUTTO』の活動も行っている」と竹中さん。

 これまで人気のあった、豚骨スープと極細麺を使った「白丸元味」(820円)、「赤丸新味」(900円)や「一風堂からか麺」(930円)などに加え、「博多チャーハン」(650円)、「からかチャーハン」(750円)を新メニューとして提供する。ランチラーメンと博多ひとくち餃子(ハーフ)、白ご飯をセットにした定食や、ランチラーメンに博多チャーハン(ハーフ)をセットにした定食(以上990円)も用意する。

 竹中さんは「今回初めて券売機を導入し効率化も図ったので、モデル店舗にもなっていければ。吉祥寺は住みたい街にもランクインする人気のエリア。女性でも入りやすいおしゃれで落ち着いた雰囲気ながら、しっかりとしたおいしいラーメンの味を楽しんでもらえたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~21時50分(ラストオーダー)。

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