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吉祥寺のカフェがグッドデザイン賞 シェア店舗のビジネスモデルで

東京ミッドタウンの受賞展で作品を前にした山口さん

東京ミッドタウンの受賞展で作品を前にした山口さん

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 吉祥寺で日替わりのコーヒースタンドを展開する「カフェトリエ」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6059)のビジネスモデルが2019年度グッドデザイン賞に選ばれた。

東京ミッドタウンMIDTOWN TOWER4Fのカンファレンス会場に展示された 「カフェトリエ」の案内

 受賞企業は、空間・映像・ウェブメディアなどの編集やデザインディレクションを手掛け、同店を経営するエディトリエ(三鷹市井の頭)。分類は「個人・公共向けの意識改善」で、2017年に開業したカフェで営業する「各店舗店主が、それぞれの志と運営情報を共有することで、独立した店舗同士がまとまり成長し続ける仕組み」が評価された。

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 グッドデザイン賞の今年の応募は4772件で、うち1420件が選ばれた。カフェでの受賞は3件で、「カフェトリエ」はその一つ。

 同社社長で日曜には同店で「Goodsun COFFEE」の店長兼バリスタを務める山口琢也さんは応募の動機について、「次のステージに進むために、起業してからシェアカフェで続けてきた販売等検証結果を整理して形にまとめたかった。シェアすることで横のつながりが生まれた成功事例を社会に向けて提案したかったこともある」と話す。

 山口さんは「今やシェアリングは珍しくないが、リアルな店舗を単にシェアするだけでなく、血の通った場所にしたい」とし、「場所貸し(のみ)とならないような工夫を提案することで、週に1日だけの開業というデメリットを解消する効果を生み出した」ことなどを伝えるためにビジネスモデルのデザインとしてパネルなどにまとめた。作品は10月31日~11月4日、東京ミッドタウンで開催した受賞展のカンファレンス会場で展示した。

 「受賞したことで吉祥寺の店への影響はないかもしれないが、今後は業界を決めずに、例えば美容業界やパーソナルトレーナーなどに受賞したビジネスモデルを当てはめて、フリーランスの働き方を意識改善できたら」と意気込む。

 コーヒースタンドの営業時間は11時~19時。木曜定休。月曜は事前予約講座のみの営業。

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