食器や生活道具、インテリア雑貨などを扱う「maika(マイカ)」(三鷹市下連雀3)が6月22日、三鷹にオープンした。
2008(平成20)年にオープンした「Cafe Hi famiglia(カフェ ハイファミリア)」が、11周年を機にカフェとギャラリースペースをリニューアルし、カフェに併設する形で展開する。店長の宮原剛さんは「10年近く雑貨店で働いていた。北欧、特にフィンランドでの買い付けが楽しく、いつか北欧雑貨を置くような店を開きたいと思っていた。知り合いになった同カフェ代表の鈴木佳範さんがリニューアルを考えていたこともあり、出店が決まった」と話す。
「気に入ったものを選んで使うことで、生活が豊かになったり、気持ちが満たされるようになったりする。子どもを持つ世代が暮らしの中で日々使えるようなものを提案していけたらと思った」とも。店名は「毎日」の読み方を変えて「まいか」とすると共に、三鷹の「M」とフィンランド語で「時間」を意味する「aika」を組み合わせた。
北欧の食器のほか、大正時代から続くせっけんメーカーが作る天然由来の洗浄剤や、電子レンジやオーブン、じか火にも対応するインドのグラスなどもそろえる。宮原さんが自ら製作するさまざまな色合いのコースターや、オリジナルブレンドのコーヒーも並べる。
宮原さんは「カフェ併設の店なので、食器をメインに長く使っていけるようなものを選んでいる。もともとカフェのお客さまだった方が雑貨を選んだり、当店に来られた方がカフェでお茶を楽しんだりしてくださっている。今後、地元で活動する作家のイベントを行うなど、食ともつながりながら、街に密着して根付いていけたら」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~20時。火曜定休(祝日は除く)。