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武蔵境駅高架下に「オンド」 地域プレーヤー協業でカフェほか3店に2つの工房併設

武蔵境駅高架下に「オンド」 地域プレーヤー協業でカフェほか3店に2つの工房併設

「ond」の内観。入り口を入るとショーケースにデリやタルトが並ぶ。右奥にワークショップ、飲食スペースを設けた

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 武蔵境駅と東小金井駅間の高架下にある「サカイ西」に、「ond(オンド)」(武蔵野市境南町3、TEL 0422-38-5500)がオープンして間もなく1カ月半になる。運営はパブリック・スペースほか。

「ond」の「public counter」。モーニングをはじめ、季節野菜のキッシュプレートなどのランチメニューも提供

 地域プレーヤーの協業による同店は、コーヒーカウンター「public counter」とタルト専門店「Bateau a tartes(バトーアタルト)」、デリを提供する「markhor DELI(マーコールデリ)」の3つの店に、コーヒーの焙煎(ばいせん)工房「Coffee philosophia(コーヒーフィロソフィア)」、クラフトビール工房「26K(ニーロクケー)ブルワリー」を併設する。同ブルワリーは12月に酒造免許の取得を目指しており、武蔵野市では初のクラフトビール醸造場になる予定。

 代表を務める鈴木佳範さんは、「カフェ ハイファミリア」(三鷹市)に続き、2014年同店に先駆け、向かいに位置する「カフェ サカイ」を手掛けた。今回のオープンきっかけについて「『カフェサカイ』と共に街を盛り上げていけたらと考えた。ケーキやデリなどをテークアウトしたいという要望もあり、店の面積も広めだったので、身近にいる人たちに声を掛けて立ち上げた」と話す。

 店名は「温度」にちなみ名付けた。「どの店にも共通しているのは『人の手で作っている』こと。人間の体温が感じられるようなものを提供できたらという思いを込めてつけた」と鈴木さん。

 店舗面積は約40坪。6席あるコーヒーカウンターでは、轟哲之さんが自家焙煎する「武蔵野ブレンド」などのコーヒーを提供する。「近隣にある公園や緑、水をイメージし、すっきりとした感じの味わいにした」と轟さん。「お客さまは地元の人がほとんどなのでなじみになってもらえるようになれれば」とも。

 同カウンターではコーヒーと共にタルトや、「26Kブルワリー」のビールとつまみなど同店のさまざまな味が楽しめる場所として機能するほか、鈴木さん自らが「おいしくてぜひ提供したいと静岡の牧場まで足を運んだ」と話す「IDEBOK」のソフトクリームを都内で唯一提供する。

 イートインスペースは、今後ワークショップやコミュニケーションの場所として地域のつながりづくりができたらと併設された。「いい街にはいい店がある。街がホテルだとしたら店はロビー。当店も朝から晩まで人が行き交い、好きな時に好きなものが食べられるような、皆が集える場として地元に根付いていけたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は9時~21時(土曜・日曜・祝日は10時~、「バトーアタルト」は11時~)。水曜定休。

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