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三鷹に古道具とアクセサリーの店「ブロッカ」 日常的に楽しめる生活雑貨

店主が好きで集めていたという古道具が並ぶ「BROCCA」の店内

店主が好きで集めていたという古道具が並ぶ「BROCCA」の店内

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 三鷹に古道具とアクセサリーの店「BROCCA(ブロッカ)」(三鷹市下連雀3、TEL 0422-24-6078)がオープンして約1カ月がたった。店舗面積は約9坪。

テーブルには、ミモザをかたどったハンドメイドのビーズアクセサリーなどが並ぶ

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 店主のカツヤマケイコさんは、自身の子育てについてつづった著書「ごんたイズム」シリーズをはじめ、書籍や雑誌などで活動するイラストレーター、漫画家。店を開いたきっかけについて、「仕事柄、ずっと家にこもって作業することが多かったので、子ども部屋を増やすタイミングで仕事場を外に移そうと考えた」と話す。

 小さいころから古いものに興味があり、趣味で「のみの市」などを回っては好きな物を買い集めていたと言う。「安くてどこでも手に入るものよりも、『たった一つしかない』古道具との出合いに魅力を感じる」とも。

 自宅に増えてきた古道具を並べて絵になるようなスペースがあったら、と考えた時、「仕事場と同時に店も開こう」と決心。「初めは西荻窪近辺で物件を探していたが、まだ子どもが小さいこともあり、自宅から近くて通いやすい場所に」と三鷹での出店に落ち着いた。

 古道具は、フランスのビストロで使われていたというグラスや皿などの生活雑貨が中心で、飾って楽しめる映写機などの日常道具も置く。これまで足を運んでいた「のみの市」やマルシェなどで出合ったアクセサリー作家に声を掛け、数人の作品も並べる。陶器は永井文子さんの作品をセレクト。「永井さんは旅をしながら、行った先の土を使い、その場のインスピレーションで陶器を作る。現地の窯で焼いた器は古道具とも相性が良く、使いやすいので、ぜひ手にとってもらえたら」とカツヤマさん。

 「自分がいいなと思ったものに共感してくださる方に出会えたり、一人で仕事していた時に比べお客さまと話す時間ができたり、毎日が楽しい」と話す。「店を構えたことで、自分も三鷹をよく歩き回るようになった。それほど人通りが多くはないが、店に来てくれる人が増えることで、三鷹の街を、より盛り上げていけたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~17時。

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