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吉祥寺の「クィーンズ ホテル アンティークス」で浴衣イベント 試着気軽に

イベント期間中、「QUEEN’S HOTEL antiques」店内にはさまざまな浴衣が並ぶ

イベント期間中、「QUEEN’S HOTEL antiques」店内にはさまざまな浴衣が並ぶ

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 アンティーク浴衣と帯の試着販売会「ゆかたとあなた」が6月21日から、吉祥寺にあるアンティークショップ「QUEEN’S HOTEL antiques(クィーンズ ホテル アンティークス)」(武蔵野市吉祥寺南町3、TEL 0422-42-8879)で開催される。

手前が「氷コップ」、奥はマージャンパイを生かしたブローチ

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 2002(平成14)年にオープンした同店は、生活雑貨や食器、インテリア、布など、大正・昭和を中心とした日本の古道具を扱う。2012(平成24)年から毎年行ってきた同イベントは今年で8回目になる。店主の井出里美さんは「カラフルな浴衣が流行っていた頃、古い藍染や絞りの浴衣の良さを伝えられたらと思って企画したのがきっかけ。敷居が高いイメージがあるかもしれないが、洋服の上に気軽に試着して、楽しんでもらえるようになればと思った」と振り返る。

 昭和40~50年代のものを中心に浴衣約80着、帯は約70本をそろえる。「柳にトンボ、アザミや椿をモチーフにしたものなど、夏や秋をイメージした涼やかなデザインが多い。浴衣は似合う柄が人それぞれなので、じっくり試着して好みの一着を見つけてもらえたら」と井出さん。

 今回3回目となる、オリジナル布バッグ作家「ココヌノ」も出店する。モダンな雰囲気で普段の洋服にも浴衣にも持つことができるような、一点ずつ手作りした無地の帆布バッグを並べる。浴衣をはじめ商品を購入した人に、帯留めとしても使えるマージャンパイのブローチを進呈する。

 7月27日は、同市内にあるフランス菓子店「patisserie A.K Labo(パティスリーエーケーラボ)」(中町3)に初出張し、「浴衣で氷菓を食べましょう」と題した一日限りのイベントも行う。浴衣やガラスの器などの販売のほか、オーナーでパティシエの庄司あかねさんが、イベントに合わせたかき氷やパフェを提供する。井出さんは「当店で扱う、昭和初期の日本の『氷コップ』でかき氷を提供していただく予定。夏のお出掛けに、皆さんで浴衣を着て遊びにきてもらえたら。見に来るだけでも大歓迎」と話す。

 「毎年来てくださるお客さまもいらっしゃる。白地や青地のもの、モダンな柄、帯との色の組み合わせなど、着ているうちに楽しくなってくるのも魅力の一つ。初心者の方も気軽に足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~20時。7月8日まで(6月26日、7月2日は休み)。

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