映画監督によるトークショーや映画にまつわる写真展など、映画の世界を楽しめる「真冬のシネマウィーク」が吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)で2月6日から、地下2階の映画館「アップリンク吉祥寺」を中心に開催される。
「放課後クリームソーダ」オリジナルコースター ©2018 ALPHABOAT・SPOTTED PRODUCTIONS
2月6日は初日限定スペシャルイベントとして、同劇場で上映される17時以降の作品を全て500円で鑑賞できる。
2月20日は映画「放課後ソーダ日和-特別版-」をプレミア上映する。ウェブドラマとして制作された枝優花監督の「少女邂逅(かいこう)」のスピンオフドラマを再編集した特別版で、他館に先駆け1回限り上映し、上映後には監督と出演の森田想さん、田中芽衣さんをゲストにトークイベントも予定する。
合わせて映画をイメージしたクリームソーダ「放課後クリームソーダ」(650円)を、イラストレーターITUMOさんが手掛けたオリジナルコースター付きで数量限定発売する。ギャラリースペースでは、監督と少女写真家の飯田エリカさんによる、同映画特別版のスチール、オフショット写真からなる写真も展示する。
吉祥寺を拠点に全国を旅する移動映画館を手掛ける「キノ・イグルー」もイベントを行う。「あなたのために映画をえらびます。」は2016年に代々木上原のギャラリーでスタートした人気企画で、「キノ・イグルー」を主宰する有坂塁さんが、人となりが分かるような質問を即興で投げ掛けながら、参加した人一人一人のために映画を選ぶ。1回30分で、定員は10人。参加費は2,500円(アップリンク吉祥寺招待券付き)。2月17日の回の申し込みは5日まで。
16日18時~は2階「近江屋」で、クリームソーダを飲みながら有坂さんと参加者で映画について語り合う座談会「映画とクリームソーダ」を開く。参加費は1,500円(クリームソーダとアップリンク吉祥寺招待券付き)。申し込みは6日まで。
吉祥寺パルコの広報担当者は「真冬のまっただ中、家でも映画は見られるが、映画館で思い出に刻まれる映画、人生を変えるかもしれない映画と出合ってもらえたら」と来館を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時(アップリンク吉祥寺は上映時間に準ずる)。今月20日まで。